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【2026年版】中国🇨🇳四川省の世界遺産『成都』行き方や観光スポットを徹底解説

3000年の歴史を持ち、パンダの故郷としても知られる中国・四川省の省都「成都(中国語の読み方:チョンドゥ)」。

実は“美食の都”としてユネスコにも認定され、麻婆豆腐や火鍋など本場の四川グルメを味わえる魅力たっぷりの街です。

市内には武侯祠や錦里古街など三国志ゆかりの名所が点在し、少し足を伸ばせば世界遺産・楽山大仏や都江堰、青城山にも日帰りでアクセス可能。

この記事では、成都ってどんな街?という基本から、ベストシーズン、行き方、外せない観光スポット、モデルプランまでをまとめてご紹介します。

旅行の計画をしている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

成都ってどんな所?

成都は、中国四川省の省都であり、「蓉(ヨウ)」とも呼ばれる歴史ある都市です。約3000年の歴史を持ち、特に三国時代の蜀の都として栄えました。現在ではパンダの故郷として世界的に有名で、その保護活動の中心地でもあります。また、ユネスコによって「美食の都」に認定されており、多様な四川料理を堪能できることでも知られています。

この都市は歴史的な名所と現代的なショッピングエリアが共存しており、 新旧の魅力が融合した独特の雰囲気を持っています。川劇(変面)や茶館文化など、豊かな伝統文化に触れることができるのも成都の大きな魅力です。

成都の気候と天気:ベストシーズンはいつ?

成都は湿気が多く曇りの日が多いのが特徴です。

年間平均気温は約16℃で、夏は蒸し暑く、冬はどんよりとして冷え込むことがあります。

ベストシーズンは春と秋

成都観光のベストシーズンは春(3月~5月)と秋(9月~11月)です。パンダは暑さに弱いため、6〜8月は基本的にエアコンの効いた屋内の部屋にいることが多くなります。パンダが屋外で活発に活動する姿を見たいなら、3月か11月頃の少し肌寒い時期がベストです。

一方で大型連休(労働節:5月上旬、国慶節:10月上旬)は観光客で非常に混雑し、ホテルや航空券の価格も高騰するため、避けるのが賢明。夏(7月~8月)も高温多湿でとても蒸し暑いため控えたほうが無難です。

代表的なお祭りとフェスティバル

成都では年間を通じて様々なお祭りが開催され、訪れる人々に文化的な体験を提供します。

祭り・イベント名時期概要
成都金沙太陽祭り春節(1月~2月頃)金沙遺跡博物館で開催。太陽神鳥をテーマにしたランタンや伝統的なパフォーマンス。
武侯祠廟会春節(1月~2月頃)三国志をテーマにした縁日。屋台や伝統工芸, 演劇などが楽しめます。
成都パンダカーニバル3月~4月パンダをテーマにしたイベントや展示が行われ、春の観光を盛り上げます。

4日間のモデルプラン

成都を4日間で満喫するモデルプランをご紹介します。ご自身の目的やスケジュールに合わせてアレンジしてみてくださいね。

日程午前午後
1日目成都到着、ホテルチェックイン太古里でモダン成都を体験錦里古街で食べ歩き
2日目成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地寛窄巷子を散策川劇(変面)鑑賞
3日目世界遺産 楽山大仏へ日帰り旅行楽山から成都へ戻り、夕食四川火鍋を堪能
4日目武侯祠を参拝人民公園の茶館でリラックスお土産購入、帰路へ

四川省・成都への行き方・アクセス方法

日本からの行き方

日本から成都へは、直行便と経由便があります。

関西国際空港や成田国際空港からは、四川航空や中国国際航空などが成都天府国際空港への直行便を運航しており、所要時間は約5~6時間です。上海や北京を経由する便も選択肢としてあります。

中国国内:昆明や重慶への移動は鉄道が便利

中国国内の主要都市から成都へは、高速鉄道の利用が便利です。例えば、重慶からは約1.5~2時間、昆明からは約6時間でアクセスできます。

成都市内のアクセス

成都市内は地下鉄が非常に便利で、主要な観光スポットは地下鉄で網羅されています。

また配車アプリ「DiDi」を利用すれば、コスパ良くスムーズに移動できます。

成都の外せない観光スポット

成都とその周辺の主要観光スポットを詳しくご紹介します。

🎖️ 成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地

世界最大のパンダ保護・研究施設で、200頭以上のパンダが飼育されています。従来の動物園とは異なり、広大な敷地内に自然に近い環境が再現されているのが特徴です。おすすめは、朝一番の訪問。パンダが活発に竹を食べる姿や、運が良ければ「パンダ幼稚園」で転げ回る赤ちゃんパンダに出会えます。一方でお昼以降はお昼寝タイムとなります。動物好きや家族連れには絶対に外せない、成都観光のハイライトと言えるスポットです。

地下鉄3号線「熊猫大道(Panda Avenue)」駅、A出口。
そこからシャトルバス(片道約5元)で約10分。

🎖️ 楽山大仏(世界遺産)

8世紀の唐代に建立された、世界最大の石刻座仏です。高さ約71メートル、肩幅約24メートルという圧倒的なスケールを誇り、奈良の大仏の約5倍もの高さを持ちます。3つの川が合流する地点にあり、水難事故を防ぐために彫られたという歴史があります。大仏の足元まで続く階段を下りて見上げる姿は圧巻の一言。遊覧船からその全景を眺めるのもおすすめです。歴史と仏教芸術の雄大さを肌で感じたい方にぴったりの世界遺産です。

🚙 楽山大仏へ行くなら、パンダ基地とセットのツアーがおすすめ↓ 送迎も込みで移動もスムーズです。

成都東駅または成都南駅から高速鉄道で「楽山駅」下車(約45〜60分)。楽山駅から路線バス(3路など)またはタクシーで約30〜40分。遊覧船乗り場へはタクシー利用が便利です。

🎖️ 鍾書閣(都江堰店)

「世界で最も美しい書店」の一つに選ばれ、SNSで爆発的な人気を誇る魔幻的な書店。一歩足を踏み入れると、天井一面が鏡張りになっており、高くそびえるC字型の本棚が無限に続くような錯覚に陥ります。デザインは都江堰の水利工程からインスピレーションを得ており、流線型の本棚は川の流れを、中央のテーブルは川に浮かぶ舟を表現しています。建築やデザインに興味がある方にはたまらないスポットです。

📍都江堰市至臻路1号 成都融創茂(Sunac Mall)ショッピングモール内 2階

地下鉄2号線「犀浦駅」から高速鉄道で「都江堰駅」下車(約20分)。
駅からタクシーで約10〜15分。

🎖️ 武侯祠 & 錦里古街

武侯祠は、三国時代の蜀の宰相・諸葛亮(孔明)と皇帝・劉備を祀る、中国で最も有名な三国志の聖地です。1500年以上の歴史を持ち、静謐な境内には英雄たちの像や石碑が並びます。隣接する錦里古街は、清代の街並みを再現した活気あふれる商業街で、四川名物の食べ歩きや伝統工芸品が楽しめます。歴史ファンはもちろん、赤い提灯が灯る幻想的な夜景を楽しみたい写真好きの方にもぴったりの場所です。

地下鉄3号線・5号線「高升橋駅」C出口から徒歩約10〜15分

🎖️ 寛窄巷子(クワンジャイシャンズ)

清代の兵士が住んでいた居住区をリノベーションした、お洒落な歴史保護地区です。「広い路地(寛巷子)」「狭い路地(窄巷子)」「井戸の路地(井巷子)」の3本から成り、伝統的な建築の中にモダンなカフェ、バー、レストランが軒を連ねます。成都らしい「慢生活(ゆったりした生活)」を象徴する場所で、耳かき体験や変面ショーを楽しめるお店も多いです。お洒落な街歩きや、レトロモダンなカフェ巡りを楽しみたい人にぴったりなエリアです。

地下鉄4号線「寛窄巷子駅」出口からすぐ

🎖️ 人民公園

1911年に開園した歴史ある都市公園で、成都市民の日常を最も身近に感じられる場所として有名なスポット。入場は無料で、緑豊かな園内では地元の人々がお茶や麻雀、太極拳などを楽しんでいる姿が見られます。園内の大きな人工湖では、ボートをレンタルして水上からの景色を楽しむこともできます。

鶴鳴茶社

竹椅子に座り蓋碗茶を飲みながらお喋りを楽しむのが成都流のリラックス法。公園内にある「鶴鳴茶社」は100年以上の歴史を誇る老舗茶館で、アクロバティックなパフォーマンスでお茶を注いでくれるサービスや、耳かき職人のサービスを受けるのも名物の一つ。観光の合間に一息つきたい方や、地元民のチルな生活感を覗いてみたい人はぜひチェックしてみてください。

少城茶庄

鶴鳴茶社は終日混雑することが多く、席を見つけるのが難しい場合があります。その際は公園内の北門側にあるもう一つの茶館「少城茶庄」に行ってみてください。鶴鳴茶社とほぼ同じサービスが受けられますが、こちらのほうが比較的ゆったりと過ごすことができます。

地下鉄2号線「人民公園駅」AまたはB出口から徒歩約2分。

🎖️ 成都遠洋太古里 & 春熙路

成都の最先端ファッションとグルメが集まる中心地です。太古里は、古い寺院「大慈寺」を囲むように伝統的な川西スタイルの建築を活かした低層ショッピングモールで、世界的な高級ブランドからお洒落な書店まで揃います。隣接する春熙路は活気ある歩行者天国で、巨大なパンダのオブジェが壁を登るビルは人気のフォトスポット。最新の中国トレンドをチェックしたい人や、ショッピング・グルメを欲張りに楽しみたい方に最適です。

地下鉄2号線・3号線「春熙路駅」出口からすぐ。

成都の夜景:未来都市のライトショー

成都に行ったら、ぜひ夜のライトショーもチェックしてみてください。

サイバーパンクな夜景を楽しめるエリアが天府新区で、こちらは最近インタでもかなり話題になっています。

成都の夜景には絶対外せない、人気の2大スポットをご紹介します。

🌃 交子公園 & ツインタワー(金融城)

高さ218メートルの2棟のビルが巨大なLEDスクリーンと化す、成都を代表する夜景スポットです。毎晩19:30頃から22:00頃まで、四川文化やパンダ、幾何学模様などが映し出される大迫力のライトショーが開催されます。

特におすすめの観賞スポットは、オレンジ色の円形歩道橋「交子之環(Jiaozi Ring)」。ここからは、ライトアップされたツインタワーと、手前の交子公園の湖面に映る幻想的な反射を同時に写真に収めることができます。未来的なスカイラインと静かな水面のコントラストは、まさに絶景です。

💡ライトアップ時間: 19:30〜22:00(季節や日により変動あり)

地下鉄1号線・18号線「金融城駅」または地下鉄5号線「交子大道駅」

🎋 成都SKP & 生機の塔(竹の噴水)

地下に沈み込んだパーク型ショッピングモール「成都SKP」にある、未来的なランドマークです。

「生機の塔(Tower of Vitality)」と呼ばれる6本の巨大な竹のような構造物は、高さが最大39メートルに達します。夜になると、これらの「竹」が七色に輝き、上から下へと水が流れ落ちる幻想的なライトショーが繰り広げられます。水しぶきと光が織りなす空間は、まるでSF映画の世界のよう。地下1階の鏡のような滝や、地上公園部分の未来的なデザインは、写真映え間違いなしの最新スポットです。

💡ライトアップ時間: 19:30〜22:00(噴水ショーは定期的に開催)

地下鉄18号線「錦城広場東駅」B出口すぐ、または1号線「錦城広場駅」

四川省の代表グルメ

ユネスコ「美食の都」にも認定されている成都で、絶対に味わいたい代表的な四川グルメを3つご紹介します。

🌶️ 麻婆豆腐

世界中で愛される麻婆豆腐は、19世紀後半、清代の成都で誕生しました。発祥のお店とされる「陳麻婆豆腐」の店主の妻、陳劉氏の顔に「あばた(麻)」があったことからその名がついたと言われています。本場成都の麻婆豆腐は、唐辛子の「辣(ラー)」だけでなく、花椒の痺れるような「麻(マー)」が強く効いているのが特徴。牛挽肉と葉ニンニクの旨味が凝縮された奥深い味わいは、まさに四川料理の神髄です。

🍲 四川火鍋

四川省周辺が発祥とされる火鍋は、湿気が多い盆地気候の中で、発汗を促し健康を保つための知恵から生まれたと言われています。真っ赤なスープには、牛脂をベースに大量の唐辛子や花椒、数種類の漢方が使われており、強烈な刺激と香りが食欲をそそります。重慶火鍋に比べて成都の火鍋は、油のコクと香辛料のバランスが良く、より洗練された味わいと言われます。友人や家族と囲む火鍋は、四川の食文化の象徴です。

🍜 担々麺

19世紀半ば、成都の行商人が天秤棒(担)で道具を担いで売り歩いたことが名前の由来です。スープが貴重だった当時、汁なしのスタイルで提供されていました。本場の担々麺は、小ぶりな器に茹でたての細麺、ラー油、花椒、ひき肉、芽菜(ヤーツァイ)という漬物を入れた、シンプルながらも刺激的な一品です。小腹が空いた時にサッと食べる「小吃(シャオチー)」として、今もなお市民に親しまれています。

おすすめレストラン:龙户人家串串香火锅

2002年創業の老舗で、20年以上にわたり地元で親しまれている串串香(チュアンチュアンシャン)のお店です。串串香とは中国・四川省成都発祥の麻辣鍋の一種で、現地では「軽量版の火鍋」とも呼ばれています。ここの魅力は、濃厚なスープのベースに加えて食材の鮮度が高い点で、食事どきには行列ができるほど人気。成都らしい“烟火气(活気)”や下町の雰囲気を味わいたいときにぴったりのお店です。

食べ方もシンプルで、肉や野菜、豆腐、きのこ、海鮮などの食材が一口サイズに切られて竹串に刺さっており、店内の冷蔵ケースから好きな串を自由に選んで席の鍋で茹でて食べます。串ごと鍋に入れ、火が通ったら串を持ち上げてそのままかじりつくのが基本スタイルです。串1本あたりの値段は数円〜十数円程度と手頃で、いろいろな種類を少しずつ楽しめるのも特徴です。会計は食べ終わった竹串の本数、または重さで計算されます。タレは好みに合わせて調合できますが、地元では「ごま油+にんにく+オイスターソース+ねぎ・パクチー」を合わせた“油碟(ヨウディエ)”が定番で、これにつけると辛さが少しまろやかになります。

📍龙户人家串串香火锅(春熙路店):红星路四段265号附1号

おすすめ宿泊エリア

成都での滞在をより快適にするための、おすすめ宿泊エリアを3つご紹介します。

🏢 成都のトレンドを感じる春熙路・太古里エリア

成都市内最大の繁華街であり、地下鉄2号線と3号線が交差する交通の要所です。高級ホテルからブティックホテルまで選択肢が豊富で、ショッピングや食事に困ることはありません。夜遅くまで賑わっており、初めて成都を訪れる方や、限られた時間で効率よく観光・買い物を楽しみたい方に最もおすすめのエリアです。

🏯 歴史的な風情を感じる寛窄巷子エリア

清代の建築を活かした趣のあるブティックホテルやゲストハウスが多く点在します。観光客が多いエリアですが、一本路地に入ると静かな空間が広がっており、成都らしいレトロな雰囲気に浸ることができます。朝の人の少ない時間に歴史ある街並みを散策できるのは、このエリアに宿泊する大きな特権です。文化的な体験やゆったりとした滞在を好む方に最適です。

🚉 高鉄へのアクセスが良い成都東駅周辺エリア

楽山大仏や都江堰、重慶など、成都を拠点に他都市へ日帰り旅行を計画している方に便利なエリアです。高速鉄道の始発・終着駅であるため、早朝の出発や深夜の到着でも移動の負担が少なくて済みます。駅周辺には近代的でリーズナブルなビジネスホテルが多く、コストパフォーマンスを重視する旅行者や移動の効率を最優先する方にもぴったりです。

おすすめホテル:成都協信センターヒルトンホテル

ホテルは成都市の中心部からやや離れているものの、周囲にはモールやコンビニ、スーパーが揃っており滞在中の利便性はバツグン。地下鉄駅から徒歩10分ほどでアクセスでき、ビジネスセンターや周辺観光スポットにも近いため、観光・ビジネスのどちらにも適したロケーションと言えます。エグゼクティブラウンジでは無料の軽食提供のほか、朝食は中華・洋食ともに選択肢が豊富で質が高いと好評で、ホテル内の四川料理を楽しめる中華レストランも人気です。

まとめ:成都の楽しみ方

中国四川省の成都は、パンダ、三国志の歴史、美食、そして「慢生活」と呼ばれるゆったりとした文化が融合した魅力的な都市です。歴史・パンダ・グルメ・ショッピング、夜景など、観光スポットや体験がたくさんあるので、飽きることはまずありません!

愛らしいパンダに会って、楽山大仏や武侯祠で歴史の雄大さに触れ、寛窄巷子や錦里古街で伝統と現代が織りなす街並みを散策。さらに人民公園の茶館で地元の雰囲気を味わい、太古里で最新トレンドを体験する。

そんな成都の魅力を味わいつくす旅はいかがですか?

ぜひこの記事を参考に、ご自身に合ったプランを検討してみてくださいね。

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この記事を書いた人

某日系エアラインの元国際線キャビンアテンダントとして40カ国以上を旅する。中国生まれ、日本・シンガポール・カナダ・ハワイで育つ。日・中・英語を話すトリリンガルだが普段はバリバリの関西弁。現在は中国を中心に、旅とカルチャーの最新情報を独自の視点で発信中。

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