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広州のラグジュアリースパ「有馬空間(YOMA Space)」完全ガイド:24時間楽しめる極上の癒やし空間

中国では近年、ラグジュアリースパが人気を集め、上海や成都をはじめ各都市に続々とオープンしています。単なるスパやサウナにとどまらず、高級ビュッフェ、映画館、ゲームエリア、休憩スペースまで備えた「24時間楽しめる都市型リゾート」として、地元の人はもちろん旅行者や出張者にも注目されています。

今回は、広州・海珠区の琶洲(パージョウ)エリアにあるラグジュアリースパ「有馬空間(YOMA Space)」へ実際に行ってきました。2023年8月にオープンしたこのラグジュアリースパは、設備がかなり充実している一方で、料金システムや館内の使い方が少し分かりにくいと感じる場面もありました。

そこでこの記事では、実際に利用して分かった料金システム、各フロアの施設、アクセス方法、利用時の注意点まで詳しく紹介します。広州旅行や出張中に「ゆっくり休める場所を探している」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

有馬空間(YOMA Space)とは?

有馬空間(YOMA Space)は、広州のビジネス・展示会エリアとして知られる琶洲に位置する、大型ラグジュアリースパ&レジャー施設です。イメージとしては、日本の健康ランドをさらに高級にして、ビュッフェやエンタメ施設を充実させたような場所。入場チケットを購入すると、大浴場、サウナ、休憩エリア、エンターテインメント施設、ビュッフェなどを館内で楽しめます。「手ぶらで訪れて、食べて、遊んで、寝て、癒やされる」そんな過ごし方ができる、まさに都市型のリラックス空間です。

料金システムとチケットに含まれるもの

有馬空間の料金は、主に滞在時間によって変わります。12時間チケットと24時間チケットがあり、基本料金には館内の主要サービスが含まれています

ただしアルコールドリンクやマッサージ、個室利用などは別料金になります。購入するプランによって「夕食ビュッフェ」が含まれるかどうかも異なるため、予約時には内容をよく確認しておきましょう。

料金の目安(2026年現在)

各チケットの基本料金はこちらです。

チケット種類料金目安(人民元)含まれるもの
12時間チケット599元朝食ビュッフェ、ランチビュッフェ、夜の軽食
24時間チケット799元朝食ビュッフェ、ランチビュッフェ、夜の軽食
24時間チケット(身長1.4m以下のお子様)499元朝食ビュッフェ、ランチビュッフェ、夕食ビュッフェ
夕食高級シーフードビュッフェ299元プランに含まれない場合は別途追加

食事の時間帯は以下の通りです。個人的には1日3回もビュッフェを食べるほどの食欲がないので、12時間チケットのみ(夕食なし)のプランで十分だと感じました。

  • 朝食ビュッフェ:7:00〜10:00
  • ランチビュッフェ:11:30〜14:00
  • 夕食シーフードビュッフェ:18:00〜21:30
  • 夜の軽食:23:30〜2:00

支払いは当日受付でWeChat PayまたはAlipayを使って行えます。ただし日本のクレジットカードを紐づけたWeChat PayやAlipayで支払う場合、200元以上の決済ごとに3%の追加手数料が発生するため注意が必要です。

また料金は平日・週末、購入するプラットフォーム(Trip.com、Klookなど)、プラン内容によって変動します。特に夕食ビュッフェの有無で価格が大きく変わることがあるので、予約前に「何が含まれているか」を必ず確認しておきましょう。

基本料金に含まれるもの

  • 入浴・サウナ施設:大浴場、各種サウナ、温水プール(8:00〜00:00)
  • ビュッフェ:朝食、昼食、夜の軽食
  • 軽食・ドリンク:フルーツ、ベーカリー、ソフトドリンク、コーヒー、ミネラルウォーターなど
  • アメニティ:館内着、使い捨て下着、タオル、スキンケア用品、ドライヤー
  • エンターテインメント:映画館(HIFI影院)、ゲームエリア(PS5、Nintendo Switch、eスポーツPC)、カフェなど
  • 休憩スペース:テレビ付き電動リクライニングソファ、静音睡眠エリア、カプセルルーム

別料金になるもの

  • SPA・マッサージ:全身マッサージ、足つぼ、タイ古式マッサージ、アロマオイルトリートメント、耳かき(采耳)など
  • プライベート個室:宿泊にも使える完全個室
  • 一部の特別メニュー:アルコール飲料など

予約はTrip.comが🉐

こちらは入場チケットに1日3食(夕食あり)が含まれたプラン。

それぞれ別々で購入するよりお得なセット価格になっているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ただし滞在時間をオーバーすると追加料金がかかるので注意が必要です。

各フロアの施設と特徴

有馬空間は主に2〜3階が共用スペースで、4〜5階は有料のプライベート個室やキッズエリアがあります。ここでは実際に利用して分かった各フロアの特徴を紹介します。

2階:受付・入浴・レストラン

2階には受付を入る更衣室、浴場、サウナなどがあります。浴場を出て反対側にはビュッフェのレストランがあります。

2階のフロアマップ

ロッカールーム

受付で入館を済ませたらロッカーキーを受け取り、ロッカールームへ向かいます。荷物を預けて館内着に着替え、ロッカールーム入口で担当者が館内着やタオル、使い捨て下着などを渡してくれます。なお館内は冷房がかなり効いていてるので、寒がりの方はローブを借りるのがおすすめです。薄手のローブと厚めのローブの2種類あり、スタッフにお願いすれば貸してくれます。

ロッカーを開ける際にはスタッフの立ち合いが必要で、少し手間に感じる場面もありました。私は日本の健康ランドに行くことが多いので、その経験から手提げ袋を持参したのですが、これが正解でした。館内で使うものを入れて持ち歩けば、ロッカーに取りに戻る手間が省けるのでおすすめです。浴場エリア以外であれば携帯電話なども館内に持ち込み可能です。

ロッカールーム(更衣室) サービスの追加料金はリストバンドにチャージされ、退館時にまとめて精算されます。

パウダールーム

スキンケア用品やドライヤーが用意された身支度スペース。ドライヤーはダイソン、スキンケアはロクシタン、ランコム、コスメデコルテ、クレドポーボーテなどのコスメが用意されていて、高級感が感じられます。パウダールームには基礎的なスキンケア用品が揃っているため、必要に応じてメイク道具だけ持っていけば十分だと感じました。

パウダールーム(化粧台)

大浴場・サウナ

シャワーと温度の異なる浴槽やジャグジーを備えた浴場、ドライサウナがあります。サウナルームの奥には垢すりルームもあり、別途料金で垢すりを受けることができます。

大浴場とサウナ

ビュッフェレストラン

有馬空間の大きな魅力のひとつがビュッフェです。ホテルのようにクオリティーが高く種類がかなり豊富。季節の食材を扱った贅沢メニューや広東料理も楽しめます。夕食のシーフードビュッフェは別途料金(299元)ですが、さらにグレードアップしてキャビアも食べれます。

終日 ビュッフェ レストラン

食事の時間帯は以下の通りです。

  • 朝食ビュッフェ:7:00〜10:00
  • ランチビュッフェ:11:30〜14:00
  • 夕食シーフードビュッフェ(299元):18:00〜21:30
  • 夜の軽食:23:30〜2:00

上記以外の時間帯にも、フルーツやデザート、ベーカリー、ドリンクなどの軽食が用意されていました。さすがにこれだけ食べ物が用意されていれば滞在中にお腹が空く心配はなさそうです。

ただしビュッフェの時間帯になると一斉に人が集まるため、席が取りにくくなることもあります。ビュッフェの時間帯の少し前に座席を取っておくか、混雑を避けたい場合は開始直後を避けて少し遅めに行くのがおすすめです。

3階:リラクゼーション・エンタメゾーン

3階はリラクゼーションフロアです。

ビュッフェレストラン、休憩大広間、ゲームエリア、映画館、カラオケ、ブックカフェ、睡眠エリアなどがまとまっており、食事も休憩もエンタメもこのフロアで楽しめます。

バーラウンジ

バーラウンジエリアにはやフルーツやベーカリー、各種ソフトドリンク等があり、追加料金なしで楽しめます。アルコール類は追加料金ですが、ビールは比較的リーズナブルなお値段でした。アルコール類の料金については画像をご参考ください。

バーラウンジ

リラクゼーションホール(休憩大広間)

テレビ付きの電動リクライニングソファがずらりと並んでいます。各席には専用モニターがあり、映画を見たり、スマホを充電したりしながらゆっくり休めます。別料金ですが足のマッサージを受けることもできます。共有スペースのため完全なプライベート空間ではありませんが、短時間の仮眠には十分です。より落ち着いて休みたい場合や宿泊目的で利用したい場合は、別料金のプライベート個室を検討するとよさそうです。

リラクゼーションホール

岩盤浴ルーム

個人的に一番好きなのはこちらの岩盤浴ルーム。エレベーターホールの近くにあり、場所がやや分かりずらいせいか、人が少なく、ほぼ独占できました。サウナほど暑くなく心地よい暖かさなので、長時間いても辛くありません。

ストーンサウナ

エンターテインメント

館内には最新ゲーム機が揃うゲームエリアや映画が見れるシネマ室などもあります。一人でのんびり過ごすのはもちろん、友人や家族と一緒に訪れても飽きずに楽しめます。ゲームエリアにはPS5やNintendo Switch、eスポーツPCなどが揃っていて、ゲーム好きにはたまらない空間です。

エンターテイメント施設

エステ・スパエリア

プロのセラピストによるエステやマッサージを受けられます。全身マッサージや足つぼ、タイ古式マッサージなどメニューが豊富ですが、こちらは事前予約・別料金です。

エステ・スパ室

スパの各種メニューと料金はこちら。(最新の情報はオフィシャルサイトをご確認ください。)

4階:個室・ゲーム室

4階にはラウンジと別途料金で利用できるプライベートルーム、ビュッフェの会場、ゲーム室、E-スポーツ室などがあります。プライベートの個室はほぼ予約が埋まっているとスタッフが言っていたので、ホテルで宿泊せずにこの施設に泊まる人も結構いらっしゃるようです。宿泊を検討している方はWeChat ミニプログラムからの事前予約がおすすめです。

4階にもドリンクや軽食が用意されています。

5階:個室・キッズエリア

5階は追加料金で利用できるプライベート個室や、ビリヤード台があります。ビリヤードは1時間39元で利用できます。また子供や家族連れで楽しめるチルドレンズパークがあり、こちらは追加料金なしで誰でも楽しめます。

5階の共用エリア

アクセス方法

有馬空間は広州の地下鉄を利用してアクセスしやすい場所にあります。

  • 住所:広州市海珠区新港東路618号 南豊匯2〜3階
  • 最寄り駅:広州地下鉄8号線「新港東(Xingangdong)」駅
  • 行き方:新港東駅のF出口またはD出口から徒歩約5分

広州交易会(カントンフェア)の会場からも近く、展示会や出張の前後に立ち寄りやすい立地です。

香港から向かう場合は、高速鉄道で「広州南駅」または「広州東駅」まで移動し、そこから地下鉄に乗り継ぐ方法がスムーズです。香港から船で「琶洲港澳客運碼頭」へ向かう場合は、港からタクシーで5〜10分ほどで到着します。

利用時の注意点とコツ

実際に利用してみて、初めて行く人が知っておくと便利だと感じたポイントをまとめます。

  • 週末は混雑しやすいため、できれば平日の利用がおすすめ
  • 追加料金がかかるメニューには10%のサービスチャージが追加されます
  • ビュッフェの時間帯は席が混み合うので、少し時間をずらすと快適
  • ロッカーを開ける際にスタッフへお願いする必要があり、少し手間に感じることがある
  • 足元が大理石などといった素材なので滑りやすく、館内の照明が暗めなので段差に注意が必要
  • 館内案内が少なく、どのフロアに何があるか分かりにくい
  • 無料エリアと有料エリアの区別が分かりづらい場所があるため、不安な場合はスタッフに確認すると安心
  • 冷房が強いエリアもあるので、寒がりな方はガウンを借りるのがおすすめ
  • スキンケア用品は揃っているため、必要に応じてメイク道具だけ持参すればOK
  • 滞在時間をオーバーすると追加料金がかかるので注意が必要
  • 携帯を充電できるエリアが意外と少ないので、モバイルバッテリーや携帯の充電ケーブルを持参しておくと良い

特に館内の説明が少ない点は少し戸惑いました。時間に余裕がある場合は、最初に各フロアを一通り歩いて確認しておくと、その後の過ごし方がスムーズになります。

有馬空間 YOMA Space はどんな人におすすめ?

有馬空間に実際に行ってみて、次のようなシーンに特におすすめだと感じます。

  • 帰国便や移動まで時間があるけれど、ホテルはチェックアウトしなければならないとき
  • 雨季や悪天候で、屋外観光がしづらいとき
  • 出張や展示会で疲れた体をゆっくり休めたいとき
  • 観光よりも、何もしない贅沢な時間を過ごしたいとき
  • 食事、入浴、仮眠、エンタメをまとめて楽しみたいとき
  • ホテルではなくスパで泊まりたいとき
  • お子様連れで楽しめる施設で過ごしたいとき
  • ゲーム好き・ゲームに没頭して過ごしたい人

「少し高めの料金でも、快適な場所で長時間過ごしたい」という人にはかなり向いている施設だと思います。

まとめ:広州でゆっくり過ごしたい日にぴったりの都市型スパ

有馬空間(YOMA Space)は、広州・琶洲エリアで24時間ゆっくり過ごせるラグジュアリースパです。

大浴場やサウナでリラックスし、ビュッフェで食事を楽しみ、リクライニングソファで休憩し、ゲームや映画で遊ぶ。そんな過ごし方が一カ所で完結するので、観光の合間や出張中の休憩スポットとしてとても便利です。

一方で館内の説明がなく、初めてだと少し分かりにくい部分もあります。料金プランやビュッフェの内容、有料サービスの範囲を事前に確認しておくと、より安心して利用できます。

広州で「今日はゆっくり癒やされたい」と思ったら、有馬空間を候補に入れてみてはいかがでしょうか。

※この記事に掲載している写真の一部は公式サイトのものです。最新の料金やサービスについては公式サイトやWeChatミニプログラムをご覧ください。

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この記事を書いた人

某日系エアラインの元国際線キャビンアテンダントとして40カ国以上を旅する。中国生まれ、日本・シンガポール・カナダ・ハワイで育つ。日・中・英語を話すトリリンガルだが普段はバリバリの関西弁。現在は中国を中心に、旅とカルチャーの最新情報を独自の視点で発信中。

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