上海で100年以上の歴史を持つ邸宅がレノベーションされて生まれたプラダ 榮宅(Prada Rong Zhai)。
ここがいま、現代アートとファッションの拠点として注目を集めています。
今回は実際に榮宅を訪れた体験から、プラダの洗練された空間の魅力と楽しみ方をご紹介します。
上海旅行を計画している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
榮宅の歴史とPRADAによる再生プロジェクト
榮宅は、1918年に中国の著名な実業家であった榮宗敬(ロン・ゾンジン)氏の邸宅として建設されました。彼は「小麦王」として知られ、その壮麗な邸宅は当時の上海の繁栄を象徴していました。この邸宅は2004年に静安区の文化遺産に指定され、上海の重要歴史建築物にも登録されています。

プラダはこの歴史的価値の高い建築物を未来へと継承するため、2011年から6年間にわたる大規模な修復プロジェクトに着手しました。イタリアと中国の専門家が協力し、伝統的な建築技術と現代的な修復技術を駆使して、邸宅本来の姿を忠実に再現。現在は榮宅はプラダの文化活動の拠点として、様々な展示会やイベントが開催されています。
現代アートに触れる展示会
榮宅では年間を通じて多様な現代アートの展示会が開催されており、訪れるたびに新たな発見があります。
現在(2026年3月14日から6月21日まで)開催されているのは、レム・コールハース率いるAMO/OMAによる「Diagrams: A Project by AMO/OMA」展です。この展示は、データの視覚伝達である「ダイアグラム」をテーマに、12世紀から現代に至るまで、様々な文化的背景を持つ150点以上の作品が展示されています。

展示会に入場する際には、受付で荷物を預ける必要があります。携帯やカメラの持ち込みは可能ですが、係員から「ほかのお客さんを映さないようお願いします」と案内がありました。
展示会の入場料は60元で、支払いは方法はWechat Payのみ。パスポートや身分証明書の提示は不要で、予約時に発行されたQRコードのみで入場できます。
最新の展示スケジュールや料金については、WeChatミニプログラム「Prada荣宅」で確認でご確認ください。
レストラン・カフェ 迷上PRADA荣宅
榮宅の魅力は、アートだけにとどまりません。邸宅内には、アジア初のプラダ直営ファインダイニング「Mi Shang Prada Rong Zhai(迷上PRADA荣宅)」があります。著名な映画監督ウォン・カーウァイ(王家衛)とのコラボレーションでデザインされ、古き良き時代のオールド上海を思わせる空間。店内は代表作『花様年華』を思わせるインテリアに彩られ、映画ファンからも人気を集めています。

エグゼクティブシェフのリッカルド・ラ・ペルナ氏が手掛ける料理は、イタリアと中国の伝統的な食文化を融合させた革新的なメニューが特徴。この独創的な美食体験は高く評価されており、ミシュランガイド2026(上海・江蘇・浙江版)に掲載され、権威あるGambero Rossoガイドでは2フォークを獲得しています。

営業時間は10:00から22:00までで、カフェからディナーまで一日を通して利用できますが予約は必須です。
平日の午後に訪れたましたが、店内の席はすでに満席の状態でした。最近では人気のため、特に週末には予約が取りづらいこともあるようです。
PRADA 榮宅の予約方法
プラダ荣宅は展示会・レストランともに、WeChatミニプログラムを通じて予約できます。
2つのプログラムが表示されます。
- 迷上 (レストランの予約)
- Prada荣宅 (展示会やイベントの予約)

- 右上のメニューで英語表記に切り替える
- 予約したいイベントを選択しRESERVEメニューで必要事項を入力
- 予約したチケットはTICKETからアクセスが可能

- 右上のメニューで英語表記に切り替える
- 予約したい項目を選択
- RESERVEのメニューから日時を選択し必要事項を入力
- 予約内容は画面下部のRESERVATIONから確認できます

プラダ 榮宅 へのアクセス
上海の「プラダ栄宅(Prada Rong Zhai)」への地下鉄アクセスは、2号線または12/13号線の「南京西路」駅が最寄りです。
12号出口または13号出口から約670mの距離にあり、から徒歩約8分で到着します。
- 最寄り駅: 地下鉄2・12・13号線「南京西路(Nanjing West Road)駅」
- 出口: 12号出口または13号出口
- 場所: 上海市静安区陕西北路186号(威海路の角)
- 徒歩: 12号出口から威海路を西へ進み、陕西北路を右折して約8分
- 別ルート: 2号線「静安寺(Jing’an Temple)駅」からも徒歩約10分

