2026年1月27日に上野動物園の双子のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイが中国に返還され話題となりました。

シャオシャオとレイレイはどこへ行ったの?また会いたいな…
そこでこの記事では、中国で実際にパンダに会える施設をまとめました。
中国にはパンダ保護研究施設が数十カ所以上存在しますが、その中から観光客でもアクセスしやすいパンダ施設を6つ厳選してご紹介します。
パンダ観光の旅を計画している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
🎋 成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地
四川省成都市にある世界最大級のパンダ繁殖研究施設。東京ドーム65個分の広大な敷地に100頭以上のパンダが広大な敷地でのびのびと暮らす、まさに「パンダの聖地」です。
早朝に訪れると、活発に動き回るパンダたちに出会えます。竹をムシャムシャ食べる姿、木登りする愛らしい姿が目の前に広がります。
人気パンダ:和花(ホーファ)と浜家ファミリー
和花(ホーファ)は、いま中国パンダ界で最も熱いスーパースター。丸々とした体型で座ると「三角おにぎり」にそっくりと言われています。ゆっくりマイペースな性格が、ファンのハートを鷲掴みにしています。
日本のパンダファンにとってお馴染みの「浜家」は、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで長年愛されてきたパンダファミリー。母親の良浜(らうひん)とその子どもたち、結浜(ゆいひん)、彩浜(さいひん)、楓浜(ふうひん)は2025年に返還され、ここでのんびり暮らしています。
中国での新生活を見守るため、日本からも多くのファンが訪れています。


アクセス・行き方
🚇 成都市内から地下鉄3号線「熊猫大道(熊猫基地南大门)駅」で下車。🚌専用シャトルバス(2元/約40円)に乗り換え、約20分で南門到着。🚕タクシーなら市中心部からトータルで約40分。
チケットの購入方法
入場チケットはTrip.comから早めの購入がおすすめです。パンダが最も活発に動くのは朝9時頃で、特に暑い季節は午後になると屋内に移動し寝てしまうことが多いため、特に午前券はすぐに売り切れてしまいます。





パンダ好きには必見だなぁ
🎋 中国ジャイアントパンダ保護研究センター 雅安碧峰峡基地
中国四川省の雅安市に位置する自然豊かな基地。自然保護区「碧峰峡景区」の中にあり、約70ヘクタール(東京ドーム約15個分)の広大な敷地が斜面に広がっています。都市部のパンダ基地とは一線を画す、自然豊かでのびのびとした環境が最大の特徴で、野生に近い環境で80等以上のパンダたちがゆったりと暮らしています。
日本生まれのスーパースターが勢揃い
碧峰峡基地の最大の魅力は、日本から帰国したパンダたちに会えることです。
上野動物園で生まれ2023年2月に返還されたシャンシャン(香香)が、父のリーリー(力力)、母のシンシン(真真)と共にこの広々とした自然の中でのびのび過ごしています。日本からに会いに来るファンは後を絶たず、中国でも人気者として注目を集めています。
上野動物園で誕生した双子のパンダ、シャオシャオ(暁暁)とレイレイ(蕾蕾)も2026年1月に返還されたのち、母親のシンシン(真真)と合流し、ここで新たなセカンドライフを過ごすことになります。母親のシンシン(真真)は、2024年9月29日に上野動物園から中国へ返還されました。
中国に帰ったシャンシャン🐼
— 桜の華 (@sakuranohana_cj) January 27, 2026
日本人観光客が「お疲れさま、シャンシャン!」と日本語で声をかけると、
耳をピンと立ててフリーズ→近づいてきて木から降りたという驚きの瞬間。
日本で生まれ、日本で愛されたパンダ。
きっと #シャオシャオ と #レイレイ も同じ道を歩むはず。#シャンシャン #パンダ pic.twitter.com/36kmc6CTcA
アクセス方法・行き方
🚄成都から高速鉄道で約1時間10分かけて雅安駅へ向かいます 🚕 そこからタクシー(約40分)で「碧峰峡観光センター」を経由して基地へ行くのが一般的。🚌 園内は非常に広いため、入場券売場からシャトルバスで基地の正門へ移動します。
他の主要パンダ基地と比べてアクセス方法は少し複雑ですが、それがかえって静かな環境を保てる要因にもなっています。
日帰りツアーで巡るのがベスト
現地までのアクセスが不安という方には日帰りツアーがおすすめです。お値段は少々高めですが成都市内からの送迎やチケット、ランチもセット。専用車と日本語ガイド付きなので安心感バツグンです。





シャオシャオとレイレイもお母さんと再会できて嬉しいだろうな〜
🎋 中国ジャイアントパンダ保護研究センター 都江堰基地(熊猫楽園)
パンダの救護・疾病予防・野生復帰訓練を行う研究施設で、最大の魅力はパンダボランティア体験プログラムに参加できる点です。餌やりや清掃を通じて、保護活動に参加できます。パンダとより身近に触れ合いたい人にピッタリです。
また成都のメイン基地に比べ、観光客が少なく、とても静かでのんびりとした雰囲気も魅力です。
人気パンダ:青糍(チンツー)と泰山(タイシャン)
ここのパンダたちは、繁殖キャリアを終えたベテランや、個性的な経歴を持つ子たちが多いのが特徴です。
青糍(チンツー)は丸い顔と愛らしい仕草から「青団子」と呼ばれる人気者。泰山(タイシャン)はアメリカ・ワシントンD.C.生まれの帰国組。穏やかな性格で、国際的なファンベースを持つスターパンダです。
昨日(9月4日)、シャンシャンの家のスタッフが、シャンシャンの両親が帰国後に隔離検疫を受ける都江堰パンダ基地を見学に出発しました。以下に、都江堰パンダ基地に関する詳細情報をご紹介いたします。
— シャンシャンの家 (@NanSenko78281) September 5, 2024
名称:都江堰中华大熊猫苑(パンダ楽園)
住所:成都市都江堰市懐中路青城山鎮石橋村789組… pic.twitter.com/j92HOq7nmB
アクセス方法・行き方
🚕 タクシーで約1.5時間。🚇 地下鉄なら「犀浦」駅まで地下鉄2号線で移動し、そこから高速鉄道で「青城山」駅へ(約30分、10元)。青城山駅からはタクシー(約20元)で約10分。
パンダ飼育ボランティア体験ツアー
パンダに間近で触れ合いたいという方には、ボランティア体験ツアーがおすすめです。パンダの朝食(竹選別やパンダ団子作り)、寝室・運動場の清掃、飼育員による生態解説などが体験できます。飼育員のお手伝いをしたり、パンダを間近で観察したり、一生の思い出を作りになること間違いなし! 成都からの送迎付きなので手軽に参加できます。





パンダの飼育ボランティア体験ができるのは世界中でここだけ!
🎋 北京動物園
北京動物園は1906年に創立された中国最古の動物園で、歴史と人気を併せ持つ都市型のパンダスポットです。
これまでご紹介した四川省のパンダ基地とは異なり、首都・北京の中心部にあるのでアクセスが抜群。「北京市内観光のついでに、手軽にパンダを見たい」「歴史ある動物園の雰囲気も楽しみたい」 という方におすすめです。
人気パンダ:萌蘭(モンラン)
萌蘭(モンラン)は北京動物園の絶対的エースで、「パンダ界の営業部長」の愛称で親しまれています。活発な性格で壁をよじ登ったりと、ファンサービスも旺盛。萌蘭目当てに北京を訪れるファンも多く、活発な動きとイケメンぶりで、見る者を魅了します。
最近、今冬の初雪が降った北京。北京動物園では、ジャイアントパンダの「萌蘭(モンラン)」が雪の中で滑り台をしたり、でんぐり返しをしたりと大はしゃぎ!#パンダ pic.twitter.com/7s0BikShhp
— 人民網日本 (@peopledailyJP) December 16, 2025
アクセス方法・行き方
🚇 地下鉄4号線「動物園駅」から出てすぐ。C出口やE出口が正門(南門)に直結しているため、北京市内観光と組み合わせて気軽に訪れることができます。





北京に行くならここも必見!
🎋 上海野生動物園
上海野生動物園は、巨大なサファリパークと多彩なアトラクションが特徴の体験型レジャーパークです。成都市にある純粋なパンダ保護施設とは性質が異なり、パンダは園内の「歩行区」にいる見どころのひとつという位置づけです。そのため、「サファリやショーなど多様な体験も楽しみながら、ついでに可愛いパンダも見たい」という観光客に特に向いています。
人気パンダ:雪宝(シュエバオ)と芊金(チエンジエン)
仲良しコンビ雪宝(シュエバオ)と芊金(チエンジエン)が人気。雪宝は大きな額と丸い体が特徴で、芊金は温和な性格で知られます。2025年、芊金が産んだ双子の赤ちゃん芊然(チエンラン)と芊逸(チエンイー)も順調に成長中。将来のスターパンダとして、早くも注目を集めています。
【🐼赤ちゃんパンダ もぞもぞ練習中】上海野生動物園のパンダ・芊金(チエンジン)は、今年8月22日に双子の赤ちゃんを出産。映像に映るのは、生後1カ月ほどの赤ちゃんが、ママのそばへ一生懸命もぞもぞと近づく姿。小さな体でがんばる様子がたまらなく愛らしいです。 pic.twitter.com/lbaAmgHdfl
— CGTN JAPANESE (@CgtnJapanese) October 10, 2025
行き方:アクセス方法
市中心部からは少し離れています。🚇 地下鉄16号線「野生動物園駅」で下車。🚕 駅からタクシーで約10分。駅から園までは少し距離があり、徒歩20分ほどかかります。





いろんなアトラクションがあって一日中楽しめるよ♪
🎋 香港オーシャンパーク(海洋公園)
香港オーシャンパークは、海と山の自然を活かした巨大な総合テーマパークで、「香港で唯一パンダに会える場所」として知られています。現在は2つのパンダ館に分かれて計6頭が飼育されています。香港オーシャンパークは「香港旅行中に、パンダだけでなくジェットコースターや水族館など、さまざまなアトラクションも楽しみたい」という方におすすめです。
人気パンダ:双子の安安(アンアン)と可可(ココ)
2024年に四川省から贈られた安安(アンアン)と可可(ココ)が仲良く暮らしています。
2024年8月には香港で双子パンダ、加加(ジャジャ)と得得(ドードー)が誕生。香港の幸福と繁栄を願う名前が付けられ、観光客のみならずローカル市民からも愛されています。
アクセス方法:行き方
🚇 MTR南港島線「海洋公園駅」直結でアクセスがとても便利。市中心部(例:尖沙咀駅)から約14分。





香港でもパンダが見れるんだね!
主要パンダ基地・動物園の比較表
- 料金・営業時間は季節により変動します
- 入場料金は為替レートにより変動します
- 訪問前に各施設の公式サイトで最新情報を確認してください
パンダ観光のコツと注意点
パンダ観光は目的に合わせて行き先を決めるのがポイントになります。
✨ 目的に合わせた施設選びのポイント
「パンダの聖地」で極上のパンダ体験を味わいたい
- おすすめ:成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地
- 理由:パンダの飼育数が圧倒的に多く、赤ちゃんパンダなど多彩なパンダたちが自然に近い広大な敷地でのびのびと生活しています。パンダ目当てなら外せない場所です。
観光のついでに、サクッとパンダも見たい
- おすすめ:北京動物園 または 香港オーシャンパーク
- 理由:どちらも地下鉄で直結する都市部にあり、時間をかけずにパンダと会えます。北京動物園は歴史的な庭園も楽しめ、オーシャンパークはアトラクションも充実しています。
大自然の中でのんびり、パンダと過ごしたい
- おすすめ:雅安碧峰峡基地 または 都江堰基地
- 理由:山や峡谷の自然豊かな環境で、よりリラックスしてパンダ観察ができます。碧峰峡は日本帰国パンダに会える可能性もあり、都江堰は高齢パンダのケアに特化した施設です。
パンダも見たいがサファリや動物ショーなども体験したい
ベストタイミングと注意点
パンダ観光のベストシーズン
パンダ観察に最も適しているのは春(3月~5月)と秋(9月~11月) です。夏はパンダが暑さを避けて屋内にいることが多く、冬も活動が鈍ります。特に9月から11月は赤ちゃんパンダを見られる可能性が高い時期です。
できれば早起き!午前中が狙い目
パンダは早起きで早朝が最も活発です。どの施設でも、パンダが最も活発に食事や活動をするのは午前中、特に開園直後から10時~11時頃まで。朝ごはんの時間帯は、竹をムシャムシャ食べたり、動き回ったりする姿を観察できるベストタイムです。
昼近くになると気温が上がり、パンダたちはお昼寝モードへ。寝顔もかわいいですが、元気な姿を見たいなら開園と同時の訪問が鉄則です。午後は寝ていることが多いため、計画は午前中にパンダエリアを訪れるように立てましょう。
チケットは事前予約が必須
成都基地や北京動物園などの人気施設は、公式WeChat や Trip.com などでチケットを事前購入しておくか、日帰りツアーなどに申し込んでおくと安心です。当日窓口では長蛇の列や入場制限、チケット売り切れのリスクがあります。
服装と持ち物:パスポートを忘れずに!
中国では観光スポットや施設に入場する際にパスポートの提示が必要になることがあります。意外と忘れやすいので、必ず携帯しましょう。
どの施設も面積が広大なので、動きやすい服装と歩きやすい靴が必須です。
また写真撮影なので携帯の電池切れが予想されるので、モバイルバッテリーを持っておくと安心です。
施設内にもレストランはありますが混雑することがあるので、水や軽食などを持参しておくと良いでしょう。
パンダの特徴を知っておこう
最後にパンダの生態や行動の特徴も知っておきましょう。
食事:パンダは一日に14時間も食事に費やし、12~38kgの竹を食べます。これは体重の約40%にも相当する量です。竹の栄養価が低いため、これだけ大量に食べる必要があるのです。
睡眠:食事の合間に2~4時間の睡眠をとります。木に後ろ足をのせ、前足で顔を覆う独特の姿勢で眠る姿がよく観察されます。
動き:パンダは見た目に反して木登りが得意で、時には転がりながら移動する姿も見られます。これは筋肉のこりをほぐすためや、単に楽しんでいるためと考えられています。
性格:パンダは基本的におとなしくて恥ずかしがり屋ですが、個体によって性格は異なります。研究によると、パンダの性格は主に「活動性」と「臆病さ」の2つの要素で構成されているそうです。
まとめ
中国にはパンダに会える場所が多くあります。この記事では、地元で圧倒的なパンダ数を誇る「パンダの聖地」成都基地をはじめ、自然派の碧峰峡や都江堰基地、観光の合間に地下鉄一本でアクセスできる北京動物園、家族連れで一日楽しめる上海野生動物園や香港オーシャンパークなど、観光客でも楽しめる施設を6つ厳選してご紹介しました。
どの施設を選ぶにせよ、ベストシーズンである春と秋を選ぶことと午前中の早い時間帯の訪問がパンダ観光の重要ポイントになります。あなたの旅行スタイルや訪れる都市に合わせて、最適なパンダスポットを選び、忘れられない白黒の可愛いらしい思い出を作ってください。

