重慶のレトロな雰囲気漂う映画館が茶館に

| 重慶両江新区で高い人気を誇る江陵茶館の店内(撮影・劉禕)。 |
重慶市両江新区の大石壩では、すでに閉館していた映画館・江陵廠影劇院がこのほど華麗なる転身を遂げている。時代の趣と人々の記憶が詰まったその古い建物は「江陵茶館」としてリニューアルオープンし、ネットで人気を集め、多くの人々が訪れるようになっている。人民網が伝えた。
茶館の内部には、映画館だった頃の3階の構造や、レンガの壁、映画のポスター、鉄骨構造の天井などのファクターがそのまま残されており、年代感を醸し出している。1階では、茶や軽食、ちょっとした食事が提供されており、2階には元の建築構造を利用した一段低くなったボックス席のプラットフォームが設けられ、3階は視界がいっそう開けた喫茶エリアとなっている。
また茶館では、四川省の伝統芸能・川劇の変臉、楽団による生演奏、茶芸のパフォーマンスなどのイベントが不定期に披露され、市民の体験をより豊かなものにしている。
奥深い工業の歴史を備えた重慶には、古い工場や古いビル、工業遺産など、さまざまな貴重な都市の記憶が残されている。同市は、数年前から、都市再開発プロジェクトを着実に推し進め、歴史の流れや人文風情、生態景観との深いレベルでの融合に取り組み、都市本来の風貌や工業の記憶をとどめることを前提として、古く使われなくなった資源の有効利用を進めている。一連の古い建築は、入念な活用によって古びた姿から新たな生気を放ち、都市における文化観光・消費の新ランドマークとなっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2026年6月16日
