「グリーンを力に、つながる世界へ」——海南ウィークが大阪・関西万博中国館で開幕
【大阪夢洲24日発信】5月23日、2025年大阪・関西万博の中国館にて、「グリーンを力に、つながる世界へ」をテーマとした「海南ウィーク」が華やかに開幕した。
開幕式では、中国貿易促進会の副会長であり中国館政府総代表を務める李慶霜氏が登壇し、「海南ウィークは、自然と人文が融合し、開放とイノベーションが共に躍動する海南の姿を世界に発信するものであり、海南の高水準な対外開放と高品質な発展を力強く後押しするものです」と述べた。
また、中国駐大阪総領事の薛剣氏は、「近年、海南と日本との経済・貿易交流は一層活発化しており、医療・健康、現代農業、デジタル経済といった分野で多くの成果が生まれています」と語り、「海南ウィークを契機に、より多くの日本の皆様に、開放的で包容力にあふれ、活力に満ちた新時代の中国を直接体験していただきたい」と期待を寄せた。

開幕式には、日本の元内閣官房長官で日中友好文化交流促進会会長の河村建夫氏、経済産業省大臣官房付で2025年日本国際博覧会協会副事務総長(理事)の高科淳氏、日中経済協会理事長の佐々木伸彦氏、神奈川県議会元議長の敷田昭博氏のほか、資生堂、ツムラなど日本企業の代表も来場し、日中間の協力深化に対する期待を示した。

同日、「南冥の技憶・百花繚乱」と題した海南無形文化遺産テーマ展も開催された。会場では、黎族の装飾品や黎錦(れいきん)製品をはじめとする文化創作製品が展示され、伝統的な染織技術や竹木楽器、ココナッツ彫刻などを専門とする10名の無形文化遺産伝承者による実演も行われた。来場者は、海南ならではの豊かな文化の魅力を間近で体感することができた。

(中国共産党海南省委書記・馮飛氏による挨拶 撮影:呉項鑫)

2025年日本国际博览会协会(公益社団法人)事務局国際部審議役・中国館日本代表永野光様も興味深く出席した。

同日午後、海南のモデルたちは様々なファッションを身にまとい、大阪万博会場でファッションショーを行った。同日午後、海南のモデルたちは様々なファッションを身にまとい、大阪万博会場でファッションショーを行った。


当日午後、大阪Hotel Fukuracia Osaka多目的ホールで海南ビジネス貿易促進及び契約式が開催され、西日本の中日ビジネス関係者約200人が海南ウィーク第一日目のビジネス貿易特別イベントに出席した。
海南活働周間は25日まで続き、その間に東京、大阪、兵庫など多くの場所で企業誘致促進、経済貿易交流の一連の活働を開催し、世界に海南自由貿易港建設の成果と国際化発展の新たなチャンスを示している。

