北京の7駅と2空港が直結へ

先ごろ発表された「首都の質の高い発展を踏み込んで推進し新たなブレイクスルーを実現することに関する行動案(2023-25年)」によると、北京は今後、「7駅2空港1ターミナル」間、及び周辺の重要な機能エリア間の「直結」の実現を目指すとしている。北京市発展改革委員会の関係責任者によると、近代化首都都市圏構築を目指して、地域の交通施設一体化を下支えとして、北京周辺エリアの通勤圏、北京・天津・雄安新区機能圏、ポイント都市産業圈を構築し、北京・天津、北京・保定・石家荘、北京・唐山・秦皇島、北京・雄安新区といった交通回廊をベースに、質の高い発展経済回廊を構築する計画だ。

また、「レール上の北京・天津・河北」を建設し、「7駅2空港1ターミナル」間、及び周辺の重要な機能エリア間の「直結」を実現したい考えだ。「レール上の北京・天津・河北」の建設の面では、北京市は今後、鉄道交通3期プロジェクトの建設、郊外鉄道プロジェクト計画策定を加速させるほか、幹線鉄道、都市間鉄道、郊外鉄道、都市鉄道交通の「4鉄道網融合」を推進する計画だ。そして、2025年をめどに、都市間鉄道連絡線1期工事のほか、朝陽駅や豊台駅といった関連の交通ターミナルプロジェクトも完成させる計画だ。