杭州で自動配送車が運営開始 自動運転車商用化の初成果
杭州市銭塘区管理委員会宣伝部(浙江省)が21日に明らかにしたところによると、このほど同区の一部エリアで無人の自動配送車が運営開始した。これにより杭州市で自動運転車の商用化が初の成果を上げたことになる。配達スタッフがQRコードをスキャンしてドアを開け、荷物を1つ1つ自動配送車に積み込み、ソフトウェアを使用して配達ルートを設定すると、車は自動的に指定されたスポットに向かう。この自動配送車の関係責任者は、「このタイプの自動配送車の荷室の容積は3立方メートル、最大積載量は1000キログラム、1回の充電で200キロメートルの走行が可能」と説明した。現在、第1弾として自動配送車10台が運営されており、宅配便営業所2ヶ所をカバーしている。11月末までに銭塘区全体をカバーし、運営車両は50台に達する予定だ。