中国で史上2回目の豪雨赤色警報が発令

2023年8月2日 - 今月の話題 社会 自然

中国中央気象台は7月29日夕方、集中豪雨について最も深刻なレベルの赤色警報を発令した。中央気象台が2010年に警報発令メカニズムを始動させて以来、集中豪雨の赤色警報が発令されるのは、2011年9月29日に続いて、今回で2回目となる。中国南東部の福建省に上陸後に北上した台風5号(トクスリ)の影響で、北京は集中豪雨に見舞われた。30日、北京各地では豪雨となり、31日も大雨が続く予想となっている。なお、北京市気象台の31日早朝6時の予報によると、最高気温は26度、最低気温は24度となる見通しだ。7月30日、自転車に子供を乗せ、合羽を着て雍和宮大街を通る男性。撮影・陳鍾昊実際の観測によると、29日午後8時から31日の早朝6時にかけて、北京市全域の降水量は平均132.8ミリ、市街地の降水量は平均138.6ミリに達した。同市で降水量が最も多かったのは房山区三流水村で、456.2ミリに達した。1時間当たりの降水量が最も多かったのは房山区の新村で、30日午後4時から5時にかけて50.8ミリの降水量を記録した。