上海の魅力を京都清水寺で情熱的に新たな場面を表した
上海市人民政府新聞弁公室、解放日報社、上海市金山区が共同で、世界文化遺産である日本京都市の清水寺で20日午前、「魅力的な上海」&「上海非遺産芸術展」が開幕した。開幕イベントには中国駐大阪総領事の薛剣氏、清水寺貫主の森清範氏、日本政府の内藤正光元総務副大臣、東京日中友好会館の小川正史理事長など中日100名余りのゲストとメディア記者が出席した。
日中平和友好条約締結45週年を記念して、日中文化の民間交流を推進するため、1周間開催されます。展示作品は、上海の民間非遺産作品である金山農民画や黒陶などを厳選し、非遺産文化における上海の物語を伝えている。
清水寺で初めて開催される中国文化展です。展示会場は清水寺の古い経堂の中で、早朝から日本の文化芸術界や関西地域のメディア、文化関係者、そして地元の市民が熱心に会場を訪れていた。
金山農民画は田畑と麦畝の間から生まれた民間芸術です。中国江南の水郷の生産生活を取材し、軽い技巧と韻を重んじた創作スタイルで、素朴でまろやかで、生気あふれる格調の雰囲気を伝えています。上海の美しい文化の名刺です。京都市民の一人は「色鮮やかで、土の香りがして愛らしい絵です」と一枚一枚を興味深そうに眺めていた。
開幕式では、上海金山農民画院の農民画家陸永忠さんが清水寺の森清範住職に清水寺をテーマにした農民画を贈呈しました。陸永忠氏は農民画の分野を30年以上研究しており、今回は9点の作品が出展され、金山農民画に対して一家言の理解を持っています。「農民画の最大の特徴は純朴で清潔であることです。農民画家は枠に縛られず、絵筆で土地を耕します。絵で郷土に対する熱愛、生命に対する理解を表します。これは郷土のものであり、世界のものでもあります。」陸永忠氏は次のように述べています。今回の展示を通じて、上海の郷土が世界に進出し、また世界が農民画を通じて中国を理解できるよう望んでいる。
「金山農民画はすでに多国籍文化伝播の重要な役割を演じています。長い間、金山農民画は日本の友人に愛されています。毎年何人かの日本人の友人が金山にある中国農民画村に来て農民画の創作を学び、金山農民画の作者も常に日本の技法を参考にして芸術水準を高めている。
今年は、日中平和友好条約締結45周年の節目の年。両国間の文化交流が更に促進されることを願い、清水寺と上海市の姉妹都市である大阪の2ヶ所で展覧会が開催。今回の展示会はアジア通信社の協力で行われた。
上海市無形文化芸術展
会場:京都・清水寺経堂 会期:2023年7月20日(木)〜7月24日(月)
大阪・なんばマルイ 会期:2023年7月18日(火)〜7月23日(日)