果物や野菜のハウスが農村振興の「豊かさへの橋」を架ける＝山東嘉祥

2023/6/16 11:14:21   source:中国山東網

　　真夏の季節、山東省嘉祥県老僧堂鎮永興村の果物・野菜ハウスに入ると、果物や野菜はちょうど最盛期に当たり、農家の人たちは忙しそうにメロン、キュウリ、スイカなどの作物を摘み取り、重さを測り、箱詰めし、周辺の各大手スーパーに販売していた。「私たちの旬の果物や野菜の品種が豊富で、四季折々の野菜が途切れることがないことを実現できます。」と嘉祥県銀堂野菜栽培専門協同組合販売マネージャーの韋可さんが嬉しそうに言った。

　　ここ数年、嘉祥県は党建設のリードを堅持して、協同組合を設立することによって、党員を産業チェーンに集め、村の党支部に経済発展の最前線に立たせ、末端の党組織の影響力を効果的に強化し、農村振興の主導権をしっかり握っている。

　　嘉祥県銀堂野菜栽培専門協同組合は全国の農業産業強鎮の財政資金支援を十分に利用し、全国農業産業強鎮の優位性を拡大し続けている。規模化した栽培とマルチチャネルのマーケティングモデルにより、銀堂野菜栽培合作社の野菜・果物は省内外の都市でよく売れ、2023年1月に「全国野菜品質基準センター試験モデル基地」に選ばれた。

　　「私たちは党建設のリードを堅持し、『支部+協同組合+組合員』という発展の道を歩み、村民を豊かにし、村の集団、協同組合、組合員、農家の形式によって収益配当を行います。私たちもネットのライブルームを持っていて、ハウスで育てた作物の一部をネットから販売しているので、とても便利です。」嘉祥県老僧堂鎮李荘村村支部書記の李慶恩さんは言った。

　　産業振興は農村振興の最重要課題です。李荘村は新型農業発展モデルを積極的に模索し、2018年末には村の南側に21棟の標準農業用ハウスを建設した。各ハウスの敷地面積は3ムーで、主に特色ある経済作物を栽培している。

　　また、嘉祥県老僧堂鎮瑞祥社区（コミュニティ）の北約50メートルのハウスの中では、ミニトマトが鮮やかな赤色をしており、順調に成長している。ここのミニトマトは甘くておいしいし、独特の風味があるので、供給が足りないだ。済寧市金朶農業科技有限公司はまた経験豊富な農業専門技術指導員を雇って、先進的な栽培技術を導入して、科学化管理を行って、ミニトマトの生産量と食感を高めた。