千年陶器作り古鎮は泗水陶芸品を作る=山東済寧

2023年6月20日 - News 今月の話題 文化 歴史

2023/6/16 9:48:20   source:中国山東網

  泗水県柘溝鎮は千年に渡る古い町で、陶土を豊富に産出することで有名だ。柘溝の陶土は量が多く、質が優れていて、「中国陶郷」という美称を有している。

  柘溝鎮の製陶業は六七千年前から新石器時代に遡り、その時の柘溝鎮は有名な陶郷である。春秋時代、魯国もこの地を陶器製造の工房とした。唐宋の時代になると、最盛期に発展した。

  柘溝土陶製品は60種類余りがあり、手工芸を採用し、その手順は複雑で、技術に対する要求は厳しく、製陶は10余りの工程を経なければならないため、生産した土陶製品は耐酸、耐アルカリ、水を浸透せず、湿気を起こさず、衝撃に強いなどの利点があり、食糧の貯蔵と各種の食品の塩漬け用具に適する。

  時代の発展につれて、柘溝の昔の忙しい窯工場の光景は次第に人々の視線から消えていったが、柘溝の恵まれた陶土資源、数千年の製陶文化と民間の手工芸は代々受け継がれてきて、伝統的な製陶方法は現代の革新工芸と結合して、もとの豪快な柘溝の大きなかめを一つ一つの精美で繊細な陶芸品に変えた。柘溝の不思議な陶土はグレードアップされて、もう一度魅力を見せた。