京都万福寺で日中文化芸術祭開催

17日、万福寺で開かれた日本中華文学芸術家連合会の音楽家らによる演奏会。(宇治=新華社配信)

 【新華社宇治9月19日】日本の京都府宇治市にある黄檗(おうばく)山万福寺で17日、「日中文化芸術祭IN萬福寺」が開幕した。黄檗山万福寺・黄檗日中交流委員会、黄檗文化促進会が共催し、開幕式には中国の薛剣(せつ・けん)駐大阪総領事や宇治市の松村淳子市長、万福寺の近藤博道管長、黄檗文化促進会の林文清(りん・ぶんせい)会長、陳熹(ちん・き)理事長ら各界の代表が出席した。

日本の黄檗山万福寺で日中文化芸術祭

 芸術祭は中日国交正常化50周年と黄檗宗開祖・隠元禅師350年大遠忌を記念するために開かれた。中日両国の人的・文化交流を通じて両国の人々の友情を深める。会期は19日まで。 明代の高僧、隠元は1654年、日本仏教界の招きに応じて日本に渡り、仏法を発揚した。中国の思想や文化、建築、煎茶、普茶料理(精進料理)なども日本に伝え、普及に努めた。(記者/魏培全)

日本の黄檗山万福寺で日中文化芸術祭
日本の黄檗山万福寺で日中文化芸術祭
日本の黄檗山万福寺で日中文化芸術祭
日本の黄檗山万福寺で日中文化芸術祭
日本の黄檗山万福寺で日中文化芸術祭

 

日本の黄檗山万福寺で日中文化芸術祭

 17日、記念撮影する中日両国の来賓と日本中華文学芸術家連合会の音楽家ら。(宇治=新華社配信)

日本の黄檗山万福寺で日中文化芸術祭

 17日、来賓らに煎茶を立てる煎茶道「黄檗皎上月流」の家元。(宇治=新華社配信)

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