安徽省の黄山で今シーズン初の大雪水墨画のような絶景広がる

2020年12月15日 - News 自然 観光

雲海の上にそびえ立つ黄山の飛来石(撮影・段雪峰)。

寒気の影響で、今月13日夜、安徽省の黄山景勝地は今シーズン初の大雪となり、14日午前に、約5センチの積雪となった。一夜のうちに、黄山は雪化粧へと装いを変え、壮大な中国画のような絶景がどこまでも広がっている。中国新聞網が報じた。

黄山の頂上で記念撮影する観光客ら(撮影・張永苗)。

深センからやって来た李偉珍さん夫妻は、「息を吞むほどの美しさ。(雪景色が)黄山の『五絶( 松、石、雲、泉、雪)』の一つと言われているだけのことがあり、本当に来てよかった」と感慨深げに語った。

うっすらと雪化粧が施された黄山(撮影・王新来)。

14日早朝4時、黄山景勝地の清掃員約100人は、遊歩道を通行できるように、除雪・除氷作業を始めた。

黄山の日の出と雲海のコラボレーション(撮影・姚建軍)。

景勝地の気象部門によると、黄山景勝地では17日から19日にかけても雪が降ると予想されており、気温が下がって霧氷を見ることができる可能性もある。ただ、路面は凍結しやすいため、観光に来る場合は寒さ対策のほか、転倒にも注意する必要がある。(編集KN)

水墨画のような雪景色が広がる黄山(撮影・段雪峰)。

「人民網日本語版」2020年12月15日