中国大使館が「在日華僑華人新春レセプション」を開催

2018年2月22日 - 行事

在日本中国大使館は20日夜「2018年在日華僑華人新春レセプション」を催した。日本に滞在する各界の華僑・華人の代表350人余りが出席した。程永華駐日中国大使、廖雅彦日本華僑華人連合総会会長、顔安全日本華僑華人連合会名誉会長がそれぞれ挨拶を述べ、劉少賓駐日公使が乾杯の挨拶をした。
程大使はまず、数多くの在日中国人同胞、中国系機関、中国語メディア、中国人留学生に向けて新年の挨拶を述べた。程大使は「2017年に中国共産党は第19回党大会を順調に開催し、習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想を確立し、国の将来の発展の雄大な青写真を描いた。国内総生産(GDP)は80兆元という新たな段階に進み、民生の各事業は発展を加速し、生態環境は徐々に改善され、大衆は一層の獲得感と幸福感を得た。現在、全国の各族の人々は一層心を一つに団結し、中華民族の偉大な復興という中国の夢を早期に実現するためにたゆまず奮闘している」と指摘。
「2017年に中日関係は改善の勢いを一層強めた。両国の指導者は多国間の場で会い続け、中日関係の改善・発展という大きな方向を一致して確認した。中日間の貿易額は3000億ドルに戻り、人的往来は延べ1000万人を突破した。在日中国人同胞は中日の民間友好・交流に積極的に参加し、両国関係の改善推進に積極的な努力をした。今年は中日平和友好条約締結40周年にあたる。われわれは双方がこの重要なチャンスをしっかりと捉え、引き続き同じ方向に向かい両国関係の改善・発展を後押しすることを希望する。在日中国人同胞がこのために積極的な役割を果たすことも希望する」と表明した。
レセプションでは中国民族楽器の素晴らしい演奏も行われ、拍手がわき起こった。レセプションは終始めでたい節日の雰囲気に包まれた。
人民網記者は著名な在日華僑指導者・韓慶愈氏(92)にインタビューした。韓氏はまず、在日中国人同胞と中国各地の人々に向けて新春の挨拶を述べたうえで、自らの最大の願いとして、中国人同胞が中国の状況を日本各界にもっと紹介して、中国をより良く理解してもらい、中国との友好関係の一層の発展につなげることを挙げた。