中日文化服饰索源—-穿和服索源祖国传统文化・大阪華人女企業家in京都

2017年12月18日 - コラム 中日交流

中日文化服饰索源—-穿和服索源祖国传统文化・大阪華人女企業家in京都

京都「さがの館」着付け

日本華人企業家協会玛丽会長

 

「平安精舎」の茶室

 

 

【日本語】意訳: 11月25日、私は大阪華人企業家協会の和装イベントの応援に、急遽カメラマンとして参加しました。盛秋の一日、中国の和装美人たちと一緒に京都の紅葉を満喫しました。

午前11時、着物で盛装した12人の美人華人たちは世界各地からの観光客で賑わっている南禅寺に到着しました。

南禅寺は有名な京都の紅葉名所の一つであり、1291年に法王の離宮を寺として改めたのが始まりの勅願禅寺です。応仁の乱でことごとく焼失した伽藍を‘黒衣の宰相’といわれた以心崇伝によって江戸時代に復興されました。日本三大門の一つである三門(重文)は、藤堂高虎が大阪夏の陣で戦死した家来たちの冥福を祈って寄進したそうです。また、国宝である小方丈の襖絵「水呑の虎」は、狩野探幽の筆と伝えられて有名です。

昼食は南禅寺の中門内にある「大安苑」で京会席を堪能しました。大安苑は植治11代目小川治兵衛作庭の双龍庭園を有する邸館です。庭園は回遊式となっており、参加者の皆さんは色鮮やかな紅葉を楽んだり写真を撮ったりしながら思い思いに園内を散策しました。

夜の帷が下りる頃、皆さんは本日のイベントの締めくくりとして南禅寺近くにある「平安精舎」に向かいました。そこでゆっくりとお茶を飲みながらそれぞれの未来への展望を語り合いました。

私は「平安精舎」の枯れ山水の庭が大好きです。一面ガラス張りの窓の外には平な台が設置されています。台は広く、BBQも出来るです。庭園の片隅に石造りの露天風呂があります。露天風呂の近くに亭があります。建物の一階には現代的な厨房、大広間、茶室に和室の寝室。二階は和室が二間、他にも洋室があります。各室にはそれぞれお手洗いと浴室が完備してあります。

平安精舍の主は古美術を爱好する文化人で、その美意識の高さと文化的な空気が建物内外のそこかしこに溢れています。

平安精舍での夜は、また格別な京都の美を堪能できます。もしあなたがご縁があってここに訪れたなら、BBQができる平台に座って中庭を見渡して下さい。禅の趣のある庭と小さな亭が見えてきます。更に亭の中に座って奥隅を眺めれば石造りの露天風呂が見えます。

平安精舎

平安精舎的金秋

大阪華人起業家協会の草田マリ会長が呼びかけ、蔡蕾理事長が企画して行われたこの第一回の和装体験と日本文化と祖国の伝統を再発見するイベントに参加された方々は、各分野で活躍される素敵な方ばかりです。

中国珠海市の文化芸術産業を担っておられる温氏姉妹は、今回お茶を持ってきて下さいました。中山市から来られた中山姉貴は葛ソムリエ協会認定の葛博士であり、葛粉を持ってきて下さいました。またバレエの先生や、美容の専門家もおられました。

参加者の皆さんは平安精舎でのお茶を楽しみながら、華人女性企業家の初めてのイベントであるこの和装イベントについてそれぞれに思いを巡らせておられました。皆さんが途中で談笑をやめ、女性企業家和装イベントの現状と今後の活動の展望について考えられたのはごく自然な流れでした。

その中で「仙茶美」グループの温氏姉妹のお姉さんはこう話されました。

「 この事は『中日文化の服飾についての索源』と考えていいかも知れません。小さな「点」から初めて、段々と周りの文化を掘り起こしていく事は意義がある事だと思います」と。妹さんはそれを受けて「和服は中国の吴服が起源です。今我々が和服を着る事は、我々の根源を追求することにもなります」と話されました。更にお姉さんは「服飾というと表面上の事だけにみえますが、その奥底には豊な文化が含まれているのです」

私がこのイベント活動の記事をここに執筆したのは、今回の華人企業家の和装活動を通じて中国の民族伝統文化の輝かしい光を再発見出来たと同時に、参加された女性企業家たちの見識の深さと品格に心動かされたからです!日本の伝統文化の根源をさがのぼると、中国と日本の繋がりの深さを改めて知る事が出来ます。まだまだ他にも中日の文化的な結びつきの歴史を探求する余地がありそうです。その中には、まさしく中国が歴史的に光り輝いた痕跡が残されています。日本の染織、日本の漆、日本の茶道…一つとして中国文化の深遠の淵源にないものはないのです。第二回、第三回とこの和装イベントを通じて···この明るく美しい風景がいつまでも中日文化友好の象徴となりますようにと、これは私の心からの願いです!

京都烏丸にある㈱京繊の「さがの館」にお借りした和服をお返する時間が近づき、皆さんは名残を惜しみながら平安精舍を後にしました。

「さがの館」から繰り出した12人の和装美人たちは錦秋の京都に美しい一筆を添えました!この明るくて美しい風景を、私はシャッターに沢山収めました。同行された平井カメラマンも思う存分綺麗な写真を撮りました。世界各地から訪れた観光客も、和装美人たちのお陰で日本での美しい思い出写真を写す事が出来たようです。来年の桜の時期、或いは紅葉の時期にまた京都でお会いしましょう……(終)

                                                                                               執筆者:李留雁

『2017和服in京都』写真展👇👇👇

華灯初上的「平安精舎」

在「平安精舎」BBQ平台上品茶🍵

葛博士

「大安苑」京会席料理

平安精舎

狩野探幽筆・襖絵「水呑之虎」

執筆 李留雁