上海・深セン・昆明で開催される「日本の新作映画展」のチケット発売開始
上海国際映画祭と東京映画祭は10月に東京で行った映画の共同製作推進に関する記者会見「日中映画交流の新たな展開」で、今年12月1-3日に上海、昆明、深センで「日本の新作映画展」を開催することを発表した。同映画展では日本の大ヒット最新映画9作品が上映される。そのチケットが17日午前10時に発売(上海、深セン、昆明のオンライン・オフライン同時発売)された。
上映されるのは河瀬直美監督の「光」、小林政広監督の「海辺のリア」、吉田大八監督の「美しい星」、熊切和嘉監督の「武曲MUKOKU」、冨永昌敬監督の「南瓜とマヨネーズ」、白石晃士監督の「不能犯」、熊沢尚人監督の「ユリゴコロ」、「心が叫びたがってるんだ。」、三木康一郎監督の「覆面系ノイズ」、荻上直子監督の「彼らが本気で編むとき」の9作品。うち、「不能犯」はワールドプレミアとなる。
オープニング作品は「美しい星」。そのメガホンを取った吉田監督は12月1日に「不能犯」の白石監督や、「ユリゴコロ」、「心が叫びたがってるんだ。」の熊沢監督らと上海を訪問し、映画ファンと交流する予定だ。その後、白石監督と熊沢監督は、昆明、深センも訪問しファンと交流する。クロージング作品は「海辺のリア」で、そのメガホンを取った小林監督と宮川朋之プロデューサーは深センの百老匯映画センターで開かれる閉幕セレモニーに参加し、ファンと交流する。
「日本の新作映画展」は「中日新作映画展」の一環で、2018年3月8-14日には、「中国の新作映画展」が東京、大阪、名古屋で開催されることになっている。