日本で人気のアニメ映画「打ち上げ花火」が12月1日に中国で上映決定

2017年11月22日 - 中日交流

今年日本で話題となったアニメーション映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」がこのほど、中国で12月1日に上映することが決まった。同作品は岩井俊二氏が監督・脚本を務めた同名テレビドラマのリメイクで、「君の名は。」の主要スタッフが制作に携わっている。北京青年報が伝えた。
昨年の日本映画興行収入トップに輝いた「君の名は。」に続き、川村元気プロデューサーと配給会社・東宝株式会社が再びタッグを組み、今年の夏に青春アニメ映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」を上映した。同映画は岩井俊二氏が約20年前に監督・脚本を務めた同名テレビドラマのリメイク。岩井俊二監督は同作品で日本映画監督協会新人賞を受賞し、初の映画以外の監督の受賞者となった。同作品は中学生の初恋をメインテーマにして、青春真っ只中の男女が初々しい恋愛や将来の夢を考える様子を描いている。同作品は、青春という成長における一種特別な時期にある中学生を主人公に、その繊細な感情を描き、そのストーリーは多くの人々の共感を呼んでいる。
同作品では、現在人気沸騰中の若手俳優の菅田将暉と広瀬すずがそれぞれヒーローとヒロインの声を担当し、菅田将暉にとってはこれが初のアニメ出演作品となる。そのほか、女優の松たか子、日本の人気声優の宮野真守なども声優として名を連ねている。