去年の9月中に習近平主席が山東省棗荘市を視察した
2023 年 9 月 24 日、中共中央総書記、国家主席、中央軍事委員会主席習近
平氏は浙江省での視察を終え北京に戻る途中、山東省棗荘市を視察しました。
写真は、習総書記は嶧城区にある冠世榴園ザクロ栽培園を訪れ、ザクロ産業の
発展状況を視察している場面です。
ここは、南北が融合し、風景が美しく、人文が独特なところです。
ここでは、千年前の大運河と現代の工業文明が、互いに照り映え、絶えず伝承されています。
ここでは、工業を強め、産業を興し、成長エンジンの転換を図り、火を浴びて生まれ変わる鳳凰のように、華麗に変身しようとしています。
その名は棗荘です。
棗荘は立地が優れて、交通も便利です。江蘇、山東、河南、安徽の 4 省の境に位置し、北京と上海を結ぶ京滬高速道路の黄金の結節点にあり、京滬(北京―上海)高速鉄道、京台高速鉄道、北京と杭州を結ぶ京杭大運河及び多くの国省道が通る交通の要衝都市で、「魯南の真珠」と呼ばれています。
棗荘は歴史が古く、燦爛たる文化を有しています。7500 年前の始祖文化、4300 年に続く都市国家文化、2700 年にわたる運河文化と 140 年余りの工業文化を持ち、中国科学の聖人と言われる墨子、職人の祖師と言われる魯班、車を発明した奚仲など、多くの歴史の名人を輩出しております。八路軍第 115 師団は山東省に入り、ここに最初の根拠地を創建しました。鉄道遊撃隊の物語は誰もが知っています。台児荘の戦は歴史的にも輝かしいものです。
棗荘は資源が豊かで、環境も美しいです。5000 余りの山、300 近い川、丘陵、平原、低地などの地形が分布し、57 種の鉱種が発見され、13 種の資源埋蔵量が確認されています。台児荘古都市 5A 級観光地や抱犊崮国家森林公園、冠世榴園など 10 カ所の 4A 級観光地があります。
棗荘の産業は種類がそろい、体系が整っています。「強工興産、転型突囲(工業を強め、産業を興し、成長モデルを転換し、更なる飛躍を図ろう)」という目標に焦点を当て、産業倍増計画を大いに推進し、先進製造業である「二つの高(ハイテク、高成長)と四つの新(新技術、新産業、新業態、新モデル)」を中心とした「6 + 3」の現代産業体系を構築し、山東省の工作機器「1131」突破プロジェクトの「三つの核」の一つに位置づけられ、「百年の炭町」と言われるところから「中国の新エネルギー電池の名城」へと華麗な変貌を遂げつつあり、資源型都市の革新的な転換と高品質な発展のペースは着実に加速しています。
棗荘は豊かな歴史を持ち、開放かつ包容的な活力がある都市であり、環境が美しく、住みやすい魅力的な都市であり、繁栄で調和がとれ、文明で幸福な都市でもあります。今や、中国式現代化に邁進する棗荘の新たな一章が書き綴ることに力を入れています。