杭州アジア競技大会の聖火リレーが9月8日からスタートへ

来月23日の第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)開幕まであと30日となった今月24日午後、大会組織委員会は記者会見を開き、大会の準備や競技、カーボンニュートラルといった業務の最新の進展状況を説明したほか、メディアからの質問に答えた。

記者会見では、アジア競技大会の聖火リレーが9月8日に杭州涌金公園からスタートすることが明らかにされた。聖火ランナーは、浙江省の11地級市(省と県の中間にある行政単位)を回り、9月20日までに杭州に戻る計画だ。聖火ランナーは計2022人で、最年少は14歳、最高齢は84歳、平均42歳となっている。また男女比を見ると、女性が35%以上を占めている。

記者会見で質問する記者(写真提供・杭州アジア大会組織委員会)。現時点で、杭州アジア競技大会の56競技会場と31練習場は全て完成し、検査もクリアして、器材も全て調整が終わり、試合開催の準備が整っている。選手村はメイン選手村が1ヶ所、サブ選手村が5ヶ所設置され、選手を受け入れるホテル3ヶ所もチェックインできる準備が整っている。大会開催期間中、選手約1万2000人、テクニカル・オフィシャル約4700人、報道陣約1万人にサービスが提供されることになっている。メインメディアセンターの建設も完成しており、大会開催期間中、登録済みのメディアや放映権獲得企業などにグローバル化、規範化、標準化したサービスが提供されることになっている。