北京のコロナワクチン製造工場、安全性試験に合格 |
中国医薬集団傘下の中国生物技術の新型コロナウイルスワクチン生産拠点で撮影した不活化ワクチンのサンプル。(4月10日撮影、北京=新華社記者/張玉薇)
【新華社北京8月9日】中国医薬集団(シノファーム)傘下の中国生物技術(CNBG)はこのほど、北京にある新型コロナウイルス不活化ワクチン製造工場が生物学的安全性試験に合格したと発表した。
同工場は北京市政府の支援を受け4月に完成。国の関連部門は7月に生物学的安全性試験を行い、国家の安全基準を満たし、ワクチンの大規模生産が可能という結論が出た。
湖北省武漢市にも7月、工場が完成。CNBGによると、年間2億2千万回分の新型コロナウイルス不活化ワクチン製造ができる。