呉橋の雑技、国内外の交流の架け橋に
呉橋雑技芸術学校の生徒が13日、練習に励んでいた。呉橋県は河北省南東部の山東省との省境に位置し、大運河が県内全域を貫く。ここは中国の「雑技の里」だ。明朝・清朝の時代、水運の発展により流域の経済が発展し、埠頭と村が生まれ、雑技芸人の活動の場ができた。呉橋雑技芸人は大運河に沿うようにして故郷を離れ、南北に向かい、さらには海外に進出し国際的な名誉を勝ち取った。呉橋出身の名劇団、名門、名人は運河を通じて世界に進出し、優れた技術を残している。新華社が伝えた。
呉橋雑技芸術学校は大運河の畔に位置する。同校は2002年以来、中国文化部(省)の委託を受け留学生育成任務を担当している。米国や韓国、エチオピアなどの国と地域の400人以上の留学生を育成し、中国・外国文化交流の窓口、国内外雑技人材育成のゆりかごとなっている。(編集YF)