日中友好会館美術館、特別企画展「心惹かれるチャイナドレス―100年前のモダン都市に生まれた美の装い」を開催

2026年5月29日 - イベント

2026年5月29日(金)から6月28日(日)まで、日中友好会館美術館(所在地:東京都文京区)にて特別企画展「心惹かれるチャイナドレス ―100年前のモダン都市に生まれた美の装い」が開催されています。

本展では約100年前の中国女性に愛されたチャイナドレスに焦点を当て、チャイナドレスコレクションとして名高い「謝黎コレクション」から、1900年代から1940年代を代表するアンティーク・チャイナドレスを厳選して展示します。入館は無料です。

展覧会概要

本展は、「身にまとう・時をひらく」をコンセプトに、清王朝(1644~1912年)の満洲民族の服装「旗袍(チーパオ)」を起源とするチャイナドレスが、西洋ファッションの影響を受けながら、モダン女性のファッションアイテムへと変化していく過程を辿ります。20世紀初頭、中国が封建王朝から近代国家へと移行する中で生じた、女性の社会的地位の変化や身体的美意識の覚醒など、さまざまな側面における「ひらく」をテーマに掘り下げます。

展示構成

本展は年代順に4章で構成され、各時代の特徴を表す作品を通してチャイナドレスの歩みをたどります。

第一章 チャイナドレスの起源 ―清王朝満州民族の旗袍―1910年代以前の実物資料や絵画・写真を通して、中国古来の衣装形式「上衣下裳」と、直接のルーツである清王朝満洲民族の「旗袍」を紹介します。

第二章 身体的美意識の覚醒 ―新型旗袍の誕生―1910~20年代に登場した新型旗袍を展示し、近代化の進展とともに変化した中国女性の姿を紹介します。

第三章 モダン都市の流行 ―海派チャイナドレス―1930年代以降の作品を展示し、モダン都市・上海で流行した「海派(ハイパイ)チャイナドレス」を紹介します。伝統的な平面裁断から西洋的な立体裁断へと変化し、身体の曲線を美しく引き立てる洗練された造形が生まれました。

第四章 新たな時代をまとう華 ―黄金期のチャイナドレス―1940年代の黄金期に制作されたチャイナドレスを紹介します。舶来の新素材の普及により、色彩や質感、文様表現は大きく広がり、当時の女性たちの価値観や美意識の転換を読み解きます。

特別展示

「纏足(てんそく)の靴」

纏足の社会的背景と、20世紀初頭の近代化の思想啓蒙と女性解放の機運により廃止された纏足の歴史、そして新しい女性の美意識の芽生えを紹介します。

日中友好会館文化事業部オフィシャルサイト

日中友好会館美術館. (n.d.). 心惹かれるチャイナドレス ――100年前のモダン都市に生まれた美の装い.

      

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