文化観光産業の規模と品質が共に向上=山東微山

中国山東網10/08

今年、ある微山湖の短い動画がネット上で広く伝播され、動画には湖水は澄みきって底が見え、湖底の水草が揺れている姿が映っている。多くのネットユーザーはこれがコンピュータの特殊効果だと推測している。ネットユーザーの慎重な考証の結果、これは微山湖の実際の光景であり、まさに現実版「人は絵の中で泳ぐ」と言えることが分かった。

同様に、知らず知らずのうちにソーシャルメディアで広まったのが微山湖で発見された「水中のパンダ」モモクラゲだ。「モモクラゲは環境に対する要求が厳しい水生生物で、水環境のバロメーターとも言えます。それらの出現は、湖水の水質が良くなり続けていることを示しています」と微山湖湿地生物多様性院士ワークステーションスタッフの王哲さんが紹介した。

微山県の文旅資源は良好な生態環境の基礎の上に建てられている。ここ数年、微山県は「全域観光・パノラマ微山」の発展理念を樹立し、全空間計画、全産業連携、全要素保障を堅持し、文化観光を全県の重点産業体系に組み入れ、全域観光モデルを発展させ、多産業融合の全域観光発展の新しい構造を形成した。

どのように微山湖と国家5A級観光地の資源の優勢を発展の優勢に転化するか?今年に入って、微山県はテーマのフェスティバル、民俗文化などの文化観光の活動を整理し、湖水区の特色、人文民俗、生態環境を表現する過程で文化観光の資源をPRした。文化観光の活動は一方で都市の観光客を呼び込んで消費を促進して、同時に田舎の静かさを破って、村民の精神文化生活を豊かにした。

微山県は「ハス」を媒体として、一貫して、特色ある祭りを開催して、微山湖ハス祭り、微山湖グルメ祭り、微子文化祭、運河フォーラムなどの特色ある文化観光ブランドを作り上げて、資源の優位を経済発展とブランドの優位に転化して、特色ある文化ブランドと経済社会の発展を実現した。