山東省済寧市と足利市の書道交流座談会が開催され
12月12日、2024国際友好都市オンライン交流会の書道文化イベントが開催された。足利市文化協会事務局長の森山好昭氏、足利市書道連盟会長の上村千嶂氏、足利市書道連盟事務局長の小林鶴雲氏、済寧市書道家協会主席の謝長偉氏、梁山県青年書道家協会主席の馬光氏、山東省書道家協会会員董玉銮氏及び済寧市と梁山県の関係者が出席した。
中日双方の書道家たちは書道芸術の書き方と伝承の発展についてそれぞれの見解を発表し、深さと広さに富んだ交流を行った。彼らは書道の伝統的な技法をめぐって深く検討し、同時に、書道芸術の現代発展に対して、多くの展望性に富んだ観点と創意を提出した。
イベントの現場で、上村氏は日本の書道の発展の過程と伝承の情況を紹介して、そして現場で一部の日本の和歌を書いて、伝統の文化と書道の芸術を結び付けて、書いた文字は美感を持つだけではなくて、更に詩意と感情の色に富んでいる。
「済寧の漢碑の数は中国で唯一無二で、『天下漢碑の半分が済寧にある』という美称を持っている。これらの貴重な漢碑は書道芸術に重要な資料を提供し、人々に鑑賞の中で中華文化の奥深さを感じさせた。謝長偉氏は両地の交流のために創作した「以文会友」などの隷書書道作品を現場で展示しただけでなく、足利市のゲストに済寧市の中国書道発展史における重要な地位を説明し、真摯な招待を送り、参加したゲストが済寧を訪問し、子・孟子の故郷の書道の雰囲気の濃厚さを実感することを期待した。
書道芸術は中日共通の文化要素であり、今回の座談会は両地の心と知恵をつなぐ橋のようなもので、より多くの人が言語と地域の限界を越え、書道の美しさを共有し、文化の光を共有し、書道芸術が放つ独特の魅力を感じ、両国の文化交流に明るい彩りを添えることができる。