習近平国家主席のAPECとG20の首脳会議出席について外交部報道官が説明
人民網日本語版 2024年11月11日15:05
習近平国家主席のペルー・リマでのアジア太平洋経済協力(APEC)第31回非公式首脳会議への出席及びブラジル・リオデジャネイロでの第19回主要20ヶ国・地域(G20)サミットへの出席について、外交部(外務省)の毛寧報道官は8日、定例記者会見で次のように説明した。
今年のAPEC非公式首脳会議への習主席の出席は、中国にとってアジア太平洋志向の重要な首脳外交であり、中国がアジア太平洋経済協力を非常に重視していることを十分に表している。習主席は会議で重要な演説を行い、改革開放深化の重要な措置を説明し、アジア太平洋協力の推進に関する中国の政策と主張を詳しく語る。中国は各国と共に努力して、APECプトラジャヤ・ビジョン2040を全面的かつバランスよく実行に移し、会議が前向きな成果を収める後押しをし、地域経済統合の推進、アジア太平洋と世界の成長促進に新たな弾みをつけ、手を携えてアジア太平洋運命共同体を構築することを望んでいる。
G20サミットへの習主席の出席は、多国間主義に対する中国の断固たる支持をはっきりと示すものであり、中国がG20協力を非常に重視していることの表れだ。習主席はサミットに出席して重要な演説を行い、「公正な世界と持続可能な地球の構築」というテーマを巡り、各国首脳と踏み込んだ意見交換を行う。中国は平等で秩序ある世界の多極化とインクルーシブな経済のグローバル化を提唱しており、各国と共に努力して、リオデジャネイロサミットが多国間主義の堅持、開放型世界経済の構築、持続可能な開発の支持において前向きな成果を収め、明確なメッセージを発する後押しをし、各国が協力して課題に対処し、共同繁栄を実現し、手を携えて人類運命共同体を構築する後押しをすることを望んでいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年11月11日