チェーンを伸ばし、チェーンを補い、食品産業の新たな高地を築く=山東安丘
2023/8/28 17:13:42 source:中国山東網
山東省安丘経済開発区における日世(濰坊)有限会社の果肉入りドリンク用ベース生産現場に足を踏み入れると、設備が高速で稼働し、活気に満ちた生産シーンが広がっている。
日本の大手ソフトクリーム設備、コーン、果肉入りドリンク用ベースの生産企業として、日世社の果肉入りドリンク用ベースが日本の市場シェアの70%を占めている。「かつて、日本の工場で使われていた原材料は、ほとんどが安丘魯豊会社から輸出されていました。新会社の稼働に伴い、今では両社の距離は10キロにも満たず、より緊密な川上と川下のサプライチェーン関係を形成しています」と日世(潍坊)有限会社の申立斌工場長は言った。
日世プロジェクトは山東省安丘市が食品加工産業のモデル転換・グレードアップの推進を加速させる縮図である。ここ数年、安丘市は伝統的な農業都市として、濰坊国家農総区開放発展示範区、中日韓ハイエンド調理済み料理食品産業園、中国(濰坊)国際農産物加工産業園という三つの国家級基地を重点的に建設した。それと同時に、食品農産物技術性貿易措置研究評議基地、農業国際貿易高品質発展基地など2つの国家レベル基地の建設を加速している。
これらのプラットフォームを利用して、安丘は良質なプロジェクトで産業の発展をリードし、前後して正大、中糧、今麦郎などの企業を誘致し、多くのチェーンを伸ばし、チェーンを補い、チェーンを強化するプロジェクトの契約を推進している。同時に、源清田、魯豊などの地元企業が優れた産業になるように導き、産業チェーンを伸ばし、価値チェーンを向上させ、サプライチェーンを通じさせる。現在、安丘食品工業の生産額は240億元に達している。
安丘中糧面業工場エリアでは、倉庫に入った食糧は自動化、知能化の食糧倉庫のソフトウェアとハードウェア施設を通じて倉庫内に運ばれた。現在、プロジェクト全体の設備の設置は80%近く完了し、9月に小麦粉の試験生産を開始する予定で、プロジェクトが生産を開始した後、国内一流の小麦粉加工センターと集散センターを建設し、現代農業の発展、食糧安全の保障に重要な役割を果たす。
「我々は豊富な農産物資源と農業産業の優位性を頼りに、中糧、正大などの企業を導入し、彼らは先進的な設備、技術および管理、マーケティング理念をもたらしただけでなく、地元企業がより高いレベルの供給チェーンに溶け込むことを促進し、産業チェーンを伸ばし、産業のモデル転換とグレードアップを推進する上で重要な役割を果たすことができます」と安丘市農業農村局の荘平局長は言った。
「この前、生姜は主に新鮮な野菜として輸出されてきたが、近年、日本市場の消費者のニーズに応じて、生姜泥、生姜粉に加工して輸出されることが増えています。」と安丘源清田食品有限会社の肖春盛副社長は言った。企業の第二期プロジェクトの稼働に伴い、生産規模は3倍を向上させ、加工して輸出された栗、ニンニク、タケノコなどの製品は、日本市場シェアの3分の1を占めている。