【大阪関西万博】中国館展示デザイン金賞受賞

2025年10月13日 - 未分類

【大阪・夢洲10月13日】半年間にわたる2025年大阪・関西万博が幕を閉じ、中国館の閉館式典が13日、万博会場内の中国パビリオンで執り行われました。

式典には、中国国際貿易促進委員会副会長であり中国館政府代表を務める李慶霜氏、在大阪中国総領事の薛劍氏をはじめ、日本万博協会副会長で関西経済連合会会長の松本正義氏、大阪商工会議所会頭の鳥井信吾氏などが出席され、中国館のスタッフ全員も参加しました。司会は、中国国際貿易促進委員会展覧部部長であり中国館館長の邬勝榮氏が務められました。

式典で挨拶に立った李慶霜副会長は、「中国国際貿易促進委員会は大阪万博における中国館の出展業務を着実に推進し、任務を立派に成し遂げることができました。さらに、国際博览会事務局から授与される大阪万博・大型自国建てパビリオン展示金賞を受賞し、これは中国が海外で参加した総合型万博で初の金賞獲得となる、歴史的な突破でした」と述べられました。その上で、「今回の万博を新たな出発点とし、『理解、交流、歓聚、協力』という万博の精神を堅持し、積極的に文明間の交流と相互学習を推進し、手を携えてより美しい未来を共に創り上げていくことを期待します」と今後の展望を語られました。

続いて、薛劍総領事は、「中国館は精彩に富んだ展示内容と専門的なサービスにより、最も人気のある国家館の一つとなりました。今回、大阪で海外総合万博における初の金賞を受賞したことは、中日両国の友情に輝かしい一ページを加えるものとなりました」と中国館の成果を称えられました。

日本側を代表して登壇した松本正義副会長は、「中国館は中国の歴史文化と科学技術の成果を生き生きと展示し、中日両国の交流を効果的に促進しました」と評価されました。さらに、「万博が提唱するグリーンな未来社会の構築に双方が共に取り組み、この協力の遺産を未来へと継承していくことを期待します」と語り、両国間のさらなる連携に期待を寄せられました。

来賓らの挨拶の終了後、参列者全員は中国館南側広場に移動し、厳かな雰囲気の中、セレモニーとして国旗掲揚塔からの降旗式が執り行われ、半年に及んだ中国館の公式活動に静かに幕が下ろされました。

      

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