「アイハウスde多文化体験2025」開催!中国京劇名曲「貴妃酔酒」も出演

2025年8月2日 (土)   11:00-16:30、大阪国際交流センター2Fさくらホ-ルで、年に一度実施しているの国際交流のイベント「アイハウスde多文化体験2025」開催し、多く地元の市民や大阪関西で生活をしている外国人も多数参加した。

プログラムの内容は、大阪国際交流センター2Fさくらホ-ルで行い、ワークショップの内容は、各会議室で実施していた。台湾の夜市や、韓国の伝統お菓子、インドっぽいデザイン、アメリカン・スクールライフ、ウクライナの糸巻き人形、モタンカ、フィリピンの伝統的な服とダンス、お茶で世界を知る、インドの象の神様”ガネーシャ神”を折り紙で作る、美食の国セネガルの食文化紹介&miniお茶会など。

午後15時15分ごろ、京劇の名曲「貴妃酔酒」チーム10人が舞台して、唐の時代の皇帝様の楊貴妃(衣装付き)の愛情物語の中の一段を演じした。

京劇は中国の国粋(こくすい)とも呼ばれ、300年近くの歴史があります。三国志など主に歴史物語も演じでいる。伝統的な演目はなんと約1300余りがあり、今でも300以上の演目がよく上演されている。

2006年5月に、伝統文化を守るため、京劇は中国国家レベルの無形文化遺産リストに登録されました。そして4年後の2010年、さらにユネスコ無形文化遺産リストに選ばれた。

今回の演目である「貴妃酔酒(きひすいしゅ)」は、昔、中国京劇界で最も有名な女形(おんながた)、梅蘭芳(メイ・ランファン)大先生が100年前に、日本で公演した曲でもあり、梅蘭芳(メイ・ランファン)は男でありながらも、「女性よりも女性らしい」と言われ、そのあでやかさと美しさで海を越えて世界の人々を魅了した。

梅蘭芳(メイ・ランファン)は1919年と1924年、2回にわたって来日公演し、いずれも「貴妃酔酒(きひすいしゅ)」を上演した。そのとき、日本の四大新聞社はともに報道し大きく取り上げた。

1919年、東京公演を皮切りに、大阪と神戸でも公演を行い、当時、多くの日本人観客は歌の意味まで理解していなかったにもかかわらず、梅蘭芳(メイ・ランファン)の演技に感動し、涙をこぼした人もいたそうです。

今回の演目「貴妃酔酒(きひすいしゅ)」は、中国唐の時代に皇帝様と楊貴妃の愛情物語の中の一段である。

楊貴妃は皇帝とお花見の約束をしましたが、皇帝はこの約束を破り、他の側室のところに行ってしまい、妬みで悲しく感じた楊貴妃は、一人でお酒を飲み続けて、とうとう酔っ払ってしまったお話である。

今回大阪京劇団の孫莉が主役に演じる名曲は、待ち合わせ場所へ向かう楊貴妃が、王宮庭園の美しい景色に夢中する心を描いた一曲で、観客がその時、無我夢中の「楊貴妃」と一緒に、その「美しい景色をゆっくりと鑑賞」した後、拍手していただいた。

      

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