三重大や皇學館大の学生ら30人で「河南省青少年訪中団」河南省で学生との交流
伊勢新聞によると、三重大(津市)や皇學館大(伊勢市)の学生ら30人でつくる「河南省青少年訪中団」が5日、県庁を訪れ、河南省で現地の学生らと交流したことなどを、服部浩副知事らに報告した。
県によると、交流は河南省の人民対外友好協会と県日本中国友好協会が主催し、昨年11月に続き2回目。県が昭和61年に同省鄭州市と友好提携を結んだことをきっかけに実現した。
訪中団は5月20日から同26日まで、電気自動車大手「比亜迪」(BYD)の工場や河南博物院の見学、洛陽外国語大の中国人学生らとの交流などを通じ、歴史や文化を学んだ。 三重大の三岩功季さん(24)は「キャッシュレス文化の進展など、中国の技術革新は目まぐるしい。最先端に生で触れ、自分の研究分野の参考になった」と振り返った。 同大の傍島航平さん(21)は「通訳アプリなどを使い、円滑に会話できた。現地の学生に日本の映画やアニメが親しまれていることに驚いた」と話した。 服部副知事は「いろんな国と交流することは日本にとってもプラスになる」と評価。県政策企画部の天野敏副部長は「県のグローバル人材として活躍していただきたい」と激励した。
伊勢新聞
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