瀋陽故宮博物院の年初来入場者が300万人を突破 過去最高記録を更新
8月27日、瀋陽故宮博物院では27日に、年初来の入場者が300万人を突破し、同館が設立された1926年以来の、最も多い年間来場者数を記録しました。
今年の夏休みは旅行人気が「うなぎのぼり」状態で、中でも「博物館ブーム」は熱気を帯びることになりました。博物館を訪れる人の多くは避暑旅行、親子旅行、卒業旅行の旅程に博物館見学を旅程に組み込んだ人です。瀋陽故宮博物院では、7月1日から現在まで入場者が延べ135万人を超えました。 同博物院は、人々の求めに応えるために、「月曜日休館」の慣例を破り、4月10日から10月10日までは月曜日も開館します。それ以外にも、メーデー連休中は通常よりも1時間早く開館し、1時間遅く閉館しました。6月14日から8月31日までは毎日1時間遅れて閉館します。さまざまな取り組みにより、これまでに開館時間が延べ220時間以上追加されました。また、実名予約制、キャンセルのため発生したチケットの新規購入枠の速やかな設定や臨機応変なチケット販売方式の設定により、予約プロセスを最適化し続け、予約の管理の精密化するなどで、入場希望者への対応能力をさらに高めました。 また、瀋陽故宮博物院は中国の東北地区で初の青少年や児童向け博物学院の「瀋陽故宮児童博物学院」を設立し、夏期研修クラスを開催しています。さらに通常の活動のほかにも魯迅美術学院、中国画学院との「館校協力モデル」をさらに推し進めた「故宮博物院にある美を体験」と名づけた特別活動も実施しました。