呉江浩駐日大使「中日は平和・友好の継承義務と世界の分断・対立回避の責任を負う」
呉江浩駐日大使は8月5日、日中友好協会主催の中日平和友好条約締結45周年記念シンポジウムに出席し、スピーチを行った。在日本中国大使館ウェブサイトが伝えた。呉大使は「中日は永遠の隣人であり、地域と世界の重要国として、両国の平和と友好を継承する義務と共に、世界が分断と対立に陥ることを防ぐ責任を有する。第一に、『互いに協力のパートナーであり、互いに脅威とならない』を堅持する必要がある。両国関係がいかに大きな困難や障害に見舞われようとも、初心を堅守し、妨害を排除し、中日関係の正しい軌道を確保するべきである。第二に、アジアの団結と協力を守る必要がある。苦労して勝ち取ったこの地域の平和と安定の局面、地域協力の成果、アジアの『大家族』の団結を共同で維持する必要がある。いかなる国や国家集団がアジアで対立を作り出し、対抗を引き起こすことも許してはならない。第三に、世界の平和と共同発展を守る必要がある。中国は常に人類運命共同体の構築の促進に尽力し、グローバル発展イニシアティブ、グローバル安全保障イニシアティブ、グローバル文明イニシアティブを実践し、世界の復興と発展の促進、世界の平和と安寧の維持、文明間の交流と相互参考の促進のために中国としての貢献を果たしている。中国は、国際・地域問題において日本との良好な相互連動を強化し、責任を引き受ける中日のあるべき姿を世界にはっきりと示すことを望んでいる」と述べた。