中国が核磁気共鳴装置を独自開発、量産も可能に
中国科学院深セン先進技術研究院はこのほど、核磁気共鳴(NMR)装置の独自開発に成功し、量産も可能にしました。同装置の性能と画像の質は病院の実際の要求を完全に満たしている上に、同種の海外製品の水準を上回っており、人体の全身画像を迅速に得ることができます。解像度がより高いだけでなく、画像化の速度も大幅に向上しました。さらに海外製品と比べてかなり低価格で、維持補修の費用も大幅に下がるとのことです。
すでに北京大学深セン病院に応用されており、医師と患者から高い評価を得ています。同病院画像診断科の張輝副主任技師によると、中国が独自に開発した核磁気共鳴装置の画像の質は世界の先進的な核磁気共鳴装置のメーカーの製品に引けを取らない上に、価格は従来製品より大幅に引き下げられ、病院の医療検査費も徐々に引き下げられることになるとのことです。中国の医学装置市場はここ10年、急速な成長を維持しており、市場規模は昨年、世界第2位の1兆1500億元