三峡ダム水門一般船舶開放20周年通過貨物累計19.1億トン
今年6月18日は三峡水門の一般船舶への開放・通航20周年にあたります。20年間で、三峡ダムの水門は累計19万3000回以上運行され、通過した船舶は延べ99万3000隻余り、旅客数は延べ1223万9000人余り、水門を通過した貨物輸送量は19億1000万トンに達しました。三峡水門は、世界で閘門(こうもん/水位の異なる水面をもつ河川や運河、水路に設けられる船を通航させるための施設)が最も多く、総水頭と閘門における送水の水頭(水の単位重量当たりの力学的エネルギーを水柱の高さで表すもの)が最も高く、技術が最も複雑な内陸河川水門です。この20年間で、三峡水門の1日当たりの水門操作回数は13回から15~16回に引き上げられました。喫水制限基準は3.3メートルから4.3メートルに引き上げられ、1回の水門通過量は平均約6100トン増加しました。通航船のトン数は1000トンから5000トンに上がり、三峡水門の年間通過量は当初の3400万トンから1億5600万トンに上昇しました。