中国の開発中の次世代有人宇宙船、定員が最大7人に
中国の有人宇宙飛行が今年、連戦連勝を重ねている。5月10日に宇宙貨物船「天舟6号」の打ち上げ任務が無事成功したことに続き、30日に有人宇宙船「神舟16号」の打ち上げ任務が無事成功した。6月4日に有人宇宙船「神舟15号」の帰還モジュールが東風着陸場への着陸が成功した。中央テレビニュースが伝えた。中国の有人宇宙飛行は30年以上前に3段階の戦略を立て、有人宇宙船技術の開発を選択し、宇宙飛行士のために安定的で信頼性の高い宇宙・地球往還システムを構築することにした。今や中国の宇宙ステーションが完成し、次世代の再利用可能な有人キャリアロケットと有人宇宙船が開発中だ。中国工程院院士で、中国有人宇宙飛行チーフデザイナーの周建平氏はこのほど、「我々が開発中の次世代有人宇宙船も鈍頭物体の形を採用する。3モジュール構造が2モジュール構造というより安全でより経済的な構造に変わる。また、一部の再利用が可能になる。重要な部分、例えば帰還モジュールを回収し再利用できる。これは数年以内に実現する見込みだ」と述べた。