中国の今年の漢字は「享」 今年のワードは「初心」
ードには「初心」が選ばれ、今年の世界の漢字には「智」が、世界のワードには「人類運命共同体」がそれぞれ選ばれた。人民網が報じた。
その他、国家語言資源モニタリング・研究センターは、ビッグデータコーパスをベースに、言語情報処理技術を駆使して、2017年度の流行語トップ10、ニューワードトップ10、ネット流行語トップ10をまとめた。こうした今年人気となったワードやフレーズは、中国の主流メディアや国民が注目したことを忠実に記録し、漢字の発展の動向と変化を反映している。
「十九大(中国共産党第19回全国代表大会)」が最も注目されたトピックスとなり、十九大報告で言及された「新時代」や「不忘初心、牢記使命(初心を忘れず、使命を胸に刻む)」などの言葉が瞬く間に人気となった。今年のニューワードは、社会発展の歩みや人々の心理的変化を反映し、政策関連の「雄安新区」や「留置」、民生関連の「共有産権房(不動産所有権共有住宅)」や「租購同権(賃貸住宅居住者とマイホーム所有者に就学などで同じ権利を与える政策)」、国際情勢関連の「通俄門(ロシアゲート)」や「金磚+(BRICS+)」などが選出された。
ネットユーザーの注目を集めている今年のネット流行語には、ゲーム関連の「皮皮蝦、我們走(シャコ君、レッツゴー)」、「還有這種操作?(こんなやり方もありなわけ?)」、バラエティー番組がきっかけで流行した「打call(コール)」、「你有freestyle嗎?(freestyleある?)」などが選ばれた。ネット流行語はシンプルな言葉で、使用者の心境や気持ちを描写、表現しており、ネットユーザーらの心情をリアルに反映しているだけでなく、その使用環境にもマッチしている。