程永華大使「松山バレエ団は中日友好交流の真の架け橋」
中日国交正常化45周年を記念して、日本の松山バレエ団が5月に中国を訪れ、バレエ「白毛女」などを上演し、大成功を収めた。同団の中日友好への貢献に感謝の意を示すため、在日本中国大使館は13日、報告会とレセプションパーティーの二部構成による同団との文化交流イベントを開催した。人民網が伝えた。
報告会では、松山バレエ団総代表の清水哲太郎氏と、同バレエ団の理事長兼団長を務め、バレエ「白毛女」の主役「喜児」を演じた森下洋子氏が同団員を引き連れ、在日本中国大使館の職員に今回の訪中公演について報告し、同バレエ団の歴史を紹介した。同バレエ団は15回目の訪中となった今年5月19日に初めて北京の人民大会堂で公演を行い、5月23日夜には上海大劇院で2回目の公演を行い、多くの中国人から熱烈な歓迎を受けた。清水氏は状況報告の際に気持ちが高ぶるあまり、何度もむせび泣き、一部の団員も堪えきれずに感激の涙を流していた。
その後、同バレエ団の団員たちは在日本中国大使館によるレセプションパーティーに出席。在日本中国大使館の程永華大使も出席し、挨拶を述べた。
程永華大使は挨拶の中で、「松山バレエ団の今回の訪中公演において大きな成功を収めたことに対し、この場を借りて、心からお祝いしたい。さきほどの在日本中国大使館職員向けに行われた報告会を通じて、訪中公演の状況をしっかりと理解することができた。また、中国のメディア報道やインターネットを通しても公演の状況を理解したが、ネットユーザーたちの公演に対する評価はいずれも称賛する内容となっている。このような交流を通して、松山バレエ団は中日両国国民の友好交流の真の架け橋となり、同時に誇るべき象徴的な模範となった。バレエ『白毛女』が表現している精神は非常に重要なもので、今日においても高く評価すべきだ。長年にわたり、戦争に反対し、平和を守り、過去のような侵略戦争を二度と繰り返さないように訴え続けており、さらに、このような考えに基づいて中日両国の友好関係を発展させている。私は松山バレエ団のこのような精神に対して、心から尊敬と感謝の意を表する」と語った。
レセプションパーティーの最後には、全員が手を取り合って、「白毛女」の挿入歌「北風吹」を合唱し、交流イベントの盛り上がりは最高潮に達した。
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