関係国に実益をもたらした「一帯一路」の成果

2018年2月8日、中国山東省煙台港で船に積まれる石油掘削装置「勝利四号」。「勝利四号」と「新勝利一号」はナイジェリアの海洋油田で掘削作業を行う。(初陽撮影/人民視覚)

習近平国家主席は2013年に「シルクロード経済ベルト」と「21世紀の海のシルクロード」の建設という協力イニシアティブを提案した。それから5年、「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブは140余りの国や地域が前向きに呼応し、参加して、実り豊かな成果を挙げた。

2017年11月29日、中国パキスタン経済回廊初の実行したエネルギープロジェクトであるカシム港石炭火力発電の発電式がパキスタン・カラチで行われた(人民視覚)

3月11日の第13期全人代第1回会議の記者会見で、鍾山商務部長は「一帯一路」経済・貿易協力の成果を発表した。

2018年2月11日、連雲港の埠頭で海のシルクロードを通って「一帯一路」沿線国・地域へ輸送されるバス(撮影耿玉和/人民視覚)

(1)貿易規模の拡大が続いた。2017年に中国と「一帯一路」関係国の貿易総額は1兆1000億ドル(14.8%増)に達し、全国の貿易成長率を3.4ポイント上回った。関係国・地域との貿易の円滑化も進んだ。

(2)投資分野の拡大が続いた。中国の関係国への累計直接投資額は600億ドルを超え、農業、製造業、インフラなど各分野に及ぶ。

2017年12月27日、成都国際鉄道港を発つ1000本目となる成都国際列車。成都国際列車は「一帯一路」関係国を走る国際定期貨物列車「中欧班列」で最も広く、路線が多く、安定し、産業牽引効果が著しい(撮影白桂斌/人民視覚)

(3)重要プロジェクトが着実に進んだ。鉄道、道路、港湾などのインフラが相次いで完成し、エネルギー・資源協力プロジェクトが順調に進み、製造業プロジェクトが完成し、生産に入った。中国は「一帯一路」関係国ですでに75の国外経済貿易協力区を設置し、累計投資額は270億ドル余りに達する。

2018年3月7日、浙江省義烏国際郵便局。EMSで米国に送られる郵便物が到着。義烏国際郵便局で扱う郵便物は1億件以上。うち外国に送られる郵便物は9980万件に上る(撮影呂斌/人民視覚)

鐘山商務部長は「中国は『一帯一路』を平和の道、繁栄の道、開放の道、革新の道、文明の道とするべく尽力している。次の段階で、商務部は第1回中国国際輸入博覧会など国際協力の新たな場を重点的に築き、重要な投資協力プロジェクト、対外援助プロジェクトなど『シルクロードの美しい真珠』を築き、『シルクロードネット通販』を発展させ、貿易と投資の自由化及び円滑化を推し進め、重要な対外援助措置を実行に移す」と述べた。